フランスのマークシートの用紙も日本の様に何種類か存在する。ただ、PMU(場外)や競馬場に、必ず全ての種類のマークシートが存在するわけではない。
オーソドックスなものが、何種類かある。
ここでは、そのうちよく見かける2種類の解説をしたい。フランスのマークシートは、赤は使えない。
黒と青が基本。
マークシートは塗りつぶす必要は無く、×をつけるのが良い。
1.Le pari (ル・パリ)賭け種類
馬券の種類
Simple Gagnant・・単勝
Simple Place・・複勝
Couple Gagnant・・馬連
Couple Place・・ワイド
2sur4・・(4着まで)拡大ワイド
Trio・・3連複
Multi en 4・・4頭ボックス4連複
Multi en 5・・5頭ボックス4連複
Multi en 6・・6頭ボックス4連複
Multi en 7・・7頭ボックス4連複
Quinte+・・4連単複
Quarte+・・5連単複
Tierce・・3連単複
Tic3・・3連単複4連単複5連単複同時購入
Quarte+
Regionale・・地方開催4連複
Classic Tierce・・3連単複(重賞など)
Trio Ordre・・3連単
Couple Ordre・・馬単
該当レースで発売されている馬券種類のみ購入可能。レーシングプログラムや新聞で確認できる。
2.La reunion(ラ・レユニオン)開催
競馬場
開催競馬場ごとに開催番号がある。新聞やプログラムに記載されている。
reunion1、reunion2等 Rと省略されることも
3.La course(ラ・クース)レース番号
レース番号
course3なら第3レース。
C3などと略されることも。
R1C1なら、第1競馬場 第1レース
4.L’unite d’enjeu en €・・賭金
(リュニテ・ドンジュー・オヌーロ)
Nombre de fois la mise・・回数
(ノンブル・ドゥ・フォワ・ラ・ミズ)
賭金(ユーロ)または、回数(フォワ)
回数は、馬券の最小単位の回数分。
ユーロ単位で買うカード。
何でも買える、マルチカード。
四角部分(番号だったり、GとかPなどの文字部分)を×でマークする。
馬連流しならば、1行目に軸。2行目に相手。
馬連、三連複、四連複ボックスなら、1行目に複数頭チェック。
馬券の種類、競馬場、レース番号、賭金、馬番と日本のマークシートと基本が同じである。
こちらは、ユーロ単位で、2ユーロから買える。
また、流し(champ シャン)馬券が買える。
Champは流しの意味。
馬連の流し馬券の場合は、Champ Reduitに×をつける。
不明ながら、Dans Tous les ordresは、右に記入した行番号通りの順番での意味と思われる。
Champ Totalは、おそらくマルチに近い意味。
行番号の入れ替えありになる。
ボックスになるわけではなさそうだ。
流しは複数行。ボックスなら同一行にマーク。
最小単位何回分で買うカード。
上下で2種類の馬券が買える。
上下で違う競馬場や、違うレースも買える。
流し馬券は買えないが、ボックスなら可能。
複数マークすると、単勝なら、複数頭、馬連、ワイドならボックス買い。
同一番号なら単複同時も、馬連ワイド同時買いも可能。
馬券種類、競馬場、レース番号、賭け回数、馬番とこれも同じ仕組み。回数(Nombre de fois la mise)は、最低単位の倍数。3につければ、4連複なら9ユーロ、他は4.5ユーロになる。
1番最初に賭ける馬券を選ぶ
上の一部を拡大。単勝、複勝、馬連、ワイド、 三連複、拡大ワイド、四連複が買える。
複数等マークで、複数頭同時、またはボックス