このレースは、マンデシャを輩出している。
遅れてきた大物牝馬を輩出するレースである。
ただ、マンデシャを超える馬はいないが、G1で好走する馬は輩出している。
マンデシャは、この後、アスタルテ賞、ヴェルメイユ賞、オペラ賞と秋牝馬G1を3連勝。その翌年は、凱旋門賞に挑戦7着だった。
たしかに、このレースの冠であるアーバンシーは、牝馬ながらに凱旋門賞馬。そして、ガリレオやシーザスターズの母。影響力は多大だ。
23/05/18 木曜 : Le Lion-d’Angers ル・リオン・ダンジェ競馬場
2レース – Prix Haras du Lion – Prix Urban Sea アーバンシー賞
17h00
平地 – Listed Race – 48 000ユーロ – 2000m – 12頭
4歳以上牝馬
予想印
単01 Wonderful Times 07 F4 56 Alex. Roussel (G)
穴02 Tut Tut 08 F4 56 F. Veron
–03 Eagle Rose 03 F4 56 D. Boche
–04 Portalma 11 F4 56 S. Planque
対05 Rue des Irlandais 13 F5 56 O. Peslier
–06 La Pélémoise 02 F4 56 H. Lebouc
–07 Mademoiselle Rose 09 F4 56 出走取消
–08 Clemmie C 12 F4 56 H. Journiac
–09 Blue Stars 06 F4 56 Mlle L. Poggionovo
–10 Heytesbury Lane 01 F4 56 L. Roussel
–11 Through The Mist 05 F5 56 R. Mangione
–12 Lovely Diamond 10 F4 56 G. Trolley de Prevaux
本13 Babala 04 F4 56 M. Guyon
レース予想
前走リステッドのシャルル。ラフィット賞を勝っている、本13 Babala ババラ。
前走、クラス2を60背負って勝っている、対05 Rue des Irlandais リューデジルランデ。
前走リステッドザルカヴァ賞4着の、単01 Wonderful Times ワンダフルタイムス。
前走ソノワ賞5着の、穴02 Tut Tut トゥットトゥット。
レース結果
01着 単01 Wonderful Times Alex. Roussel 2’09”10
02着 本13 Babala クビ
03着 08 Clemmie C 半馬身
04着 対05 Rue des Irlandais 1.25馬身
05着 12 Lovely Diamond 1.25馬身
06着 穴02 Tut Tut アタマ
07着 03 Eagle Rose ハナ
08着 06 La Pélémoise クビ
09着 11 Through The Mist クビ
10着 10 Heytesbury Lane 3馬身
11着 04 Portalma 短クビ
12着 09 Blue Stars 2.5馬身
レース展開
集団は3列縦隊で、その外の一番前を追走する単01 Wonderful Times ワンダフルタイムス。
ライバル、本13 Babala ババラは、その内、または、その前を行く。
まずまず、縦横に並ぶような位置取りでレースは進む。
人気2頭でもある。
横に広がる直線であるが、前の2頭の一騎打ちとなる。
最後は外単01 Wonderful Times ワンダフルタイムス勝利。
血統
単01 Wonderful Times ワンダフルタイムスは、父は英ダービー馬にして、凱旋門賞馬の、ダンジグ系ゴールデンホーン。母父サドラーズウェルズ系ガリレオ。スペシャルのクロスを持ち、レースの冠である、アーバンシーの血も引く。母は愛G3勝馬。
こぼれ話
22/05/28 水曜 : Le Lion-d’Angers ル・リオン・ダンジェ競馬場
2レース – Prix Haras du Lion – Prix Urban Sea アーバンシー賞
17h02
平地 – Listed Race – 48 000ユーロ – 2000m – 13頭
4歳以上牝馬
このレースは、マンデシャを輩出している。
遅れてきた大物牝馬を輩出するレースである。
ただ、マンデシャを超える馬はいないが、G1で好走する馬は輩出している。
マンデシャは、この後、アスタルテ賞、ヴェルメイユ賞、オペラ賞と秋牝馬G1を3連勝。その翌年は、凱旋門賞に挑戦7着だった。
ちなみに、本日の第5レースは、マンデシャ賞でした。
予想印
本01 Dolia F4 56 S. Pasquier
–02 Loisaba F4 56 H. Journiac
–03 Ines F4 56 J.-L. Martinez Tejera
–04 La Parence F4 56 C. Lecoeuvre
単05 Amazonie F4 56 Mlle C. Pacaut
–06 Golden Gold F4 56 Mlle A. Duporté
–07 Alula Borealis F4 56 H. Besnier
対08 Sundoro F4 56 M. Barzalona
–09 Well and Truly F4 56 A. Lemaitre
–10 Dajla F5 56 V. Janacek
–11 Lingering Dream F4 56 G. Guedj-Gay
穴12 Galifa F4 56 T. Trullier
–13 Wildwood F4 56 S. Maillot
レース予想
前走ロンシャンで2勝目を挙げた本01Dolia ドリア。
パッとしないが、重賞掲示板もある対08Sundoro サンドーロ。
連勝で前走リステッド制している単05Amazonie アマゾニア。
ほぼ、どこレベルでも掲示板確保してきた穴12Galifa ガリファ。
ちょっと難解ですね。このレースは。
レース結果
01着 対08 Sundoro M. Barzalona 2’10”31
02着 本01 Dolia 2.5馬身
03着 07 Alula Borealis ハナ
04着 04 La Parence ハナ
05着 13 Wildwood アタマ
06着 穴12 Galifa 1/4馬身
07着 11 Lingering Dream 1馬身
08着 03 Ines 1/4馬身
09着 02 Loisaba 3馬身
10着 06 Golden Gold 1.75馬身
11着 09 Well and Truly 3馬身
12着 単05 Amazonie 7馬身
13着 10 Dajla 1.5馬身
レース展開
よく1着2着が的中したなと思うほど、難解ではありました。
おわってみれば、見慣れた勝負服のワンツーなんですがね。
その有力2頭の先行争いから直線へ。
ここからわずかに抜け出した青の勝負服が1着、緑2着粘り込みとなりました。
対08 Sundoro サンドーロは、久々の勝利ですが、10戦5連帯。
まだ、底見せたわけではありません。
G3では5着でしたから、再上昇期待ですね。
前走ロンシャンのリステッド、ザルカヴァ賞では、着差は大きくないが6着に敗れていた。
血統
対08 Sundoro サンドーロは、ダンジグ系シーザスターズ産駒。母父ネヴァーベンド系ダラカニ。
こぼれ話
マンデシャの凱旋門賞7着をどう見るか?
着順では、クロノジェネシスと同じであり、名牝と言える位置で、7着でも、決して評価は下がらない。
かえって、ハープスター6着は燦然と輝く日本牝馬の実績なのだ。
あの末脚は、マンデシャを超えたわけですからね。
ヴェルメイユ賞を勝てるほどの脚を使ったと言えるわけですからね。