以前は、Prix Edmond Barrachin エドモンバラサン賞として開催されていたが、Prix The Fellow ザ・フェロー賞と併記になり、完全に名前も変わったようだ。
いずれにしても、4歳チェイス秋のG3開幕戦である。
4歳の主要馬が、ここから、秋の4歳頂点モーリスジロワ賞を目指す。
ここは有力馬が多いのだが、Edward d’Argent エドワードダウジャンの様に、名馬ながら2着に取りこぼしもある秋初戦。
Feu Follet フーフォレも2着だった。ただし、1着もライバルのFiguero フィゲロだった。
また、Le Berry ルベリーもここを通過。
2024 09 24 火曜 : Auteuil オートゥイユ競馬場
3レース – Prix The Fellow ザ・フェロー賞 2024
15h05
チェイス – G3 – 150 000ユーロ – 4400m – 8頭
4歳
予想印
本01 Kolokico H4 70 N. Gauffenic
–02 Juderose H4 68 D. Ubeda
穴03 Kaadam H4 68 G. Masure
対04 Kador de Ciergues H4 66 L.-P. Bréchet
–05 Ivoire de Ballon H4 66 O. Jouin
–06 Ventura Highway H4 66 K. Nabet
–07 Sissi du Mesnil F4 64 G. Meunier
単08 Koriste F4 64 C. Lefebvre
レース予想
春のPrix Ferdinand Dufaure フェルディナンデュフォーレ賞再戦。
1着馬の、本01 Kolokico コロキコは、圧勝だったから、ここでは、斤量増もそのまま期待。
相手には、同2着馬の、対04 Kador de Ciergues カドールドゥシエルグ。この差6馬身半。
さらに、10馬身差で、単08 Koriste コリストが続いた。そして、穴03 Kaadam カーダム。
基本、別路線組もいるのだが、Prix Ferdinand Dufaure フェルディナンデュフォーレ賞再戦と見ておく。
レース結果
01着穴03 Kaadam G. Masure 5分42秒63
02着対04 Kador de Ciergues 8馬身
03着 06 Ventura Highway 5馬身
04着単08 Koriste クビ
05着 05 Ivoire de Ballon 10馬身
06着 02 Juderose 16馬身
中止本01 Kolokico -
落馬 07 Sissi du Mesnil -
レース展開
少し後ろ目から行った、穴03 Kaadam カーダムは、白に緑の水玉に赤帽。
その後も中団内を追走し、07 Sissi du Mesnil シシデュメニルが引っ張るレースを淡々と行きます。
最後の直線で、07 Sissi du Mesnil シシデュメニルが落馬した時には、もう前へ進出していた、穴03 Kaadam カーダム。
そのまま後続を引き離し完勝でした。
血統
穴03 Kaadam カーダムは、ニジンスキー系SAINT DES SAINTS サンデサン産駒。母父リファール系MARTALINE マルタリン。
こぼれ話
2023 09 23 土曜 : Auteuil オートゥイユ競馬場
7レース – Prix The Fellow ザ・フェロー賞 2023
17h37
チェイス – G3 – 150 000ユーロ – 4400m – 6頭
4歳
予想印
本01 Juntos Ganamos H4 70 F. de Giles
単02 Speed Emile H4 68 K. Dubourg
対03 Goliath du Rheu H4 68 A. Zuliani
穴04 Le Philosophe H4 66 G. Masure
注05 Jazz Manouche H4 66 D. Mescam
–06 Pacific One H4 0 取消
–07 Okkido H4 66 F. Bayle
レース予想
秋シーズンが始まったという感じのメンバー。
春の4歳王者、フェルディナンデュフォーレ賞を勝った、本01 Juntos Ganamos フントスガナモスが始動。
フェルディナンデュフォーレ賞3着だった、注05 Jazz Manouche ジャズマヌーシュは、6月シリーズのPrix la Périchole ペリコル賞をたたいてのここ参戦となるが、そのレースでも3着。ペリコル賞上位の、単02 Speed Emile スピードエミルと、僅差、穴04 Le Philosophe ルフィロソフがどこまでやれるかだが、イメージとしては、2着争い激化という感じになりそうか?
その2着争いに加わるのが、Prix Jean Stern ジャンスタン賞組。この1着、対03 Goliath du Rheu ゴリアットデュルーと、2着、–07 Okkido オッキド。–07 Okkido オッキドは、フェルディナンデュフォーレ賞出走しているが、落馬で評価外。
みな名前が出てきて順位は大混戦になるか?本命馬は、強いと思いますけどね。
レース結果
01着 07 Okkido F. Bayle 5’39”23
02着 対03 Goliath du Rheu 3.5馬身
03着 穴04 Le Philosophe 7馬身
04着 注05 Jazz Manouche 14馬身
落馬 本01 Juntos Ganamos -
落馬 単02 Speed Emile -
レース展開
スタート直後から先頭の07 Okkido オッキド。4歳王者決定戦の、フェルディナン・デュフォーレ賞では落馬。
今回は積極的に前へ行き、途中からは、本01 Juntos Ganamos フントスガナモスと並んでいきます。
水濠障害は、本01 Juntos Ganamos フントスガナモスが先頭で越え、07 Okkido オッキドは2番手。
勝負所の3コーナーでは、もう後方に沈んだ感じの07 Okkido オッキドでした。
直線で、少々怪しかった気もする、本01 Juntos Ganamos フントスガナモス落馬で、荒れた感じとなると、後方に沈んでいた07 Okkido オッキドが伸びて優勝。
07 Okkido オッキドは、G2のPrix Jean Stern ジャンステーン賞2着の実績もありましたから、それが、ここで花開きましたかね。
血統
07 Okkido オッキドは、リファール系G2PRIX MAURICE DE NIEUIL モーリス・ド・ニュイユ賞馬MARTALINE マルタリン産駒。
こぼれ話
2022 09 24 土曜 : Auteuil オートゥイユ競馬場
5レース – Prix The Fellow ザ・フェロー賞 2022
16h25
チェイス – G3 – 135 000ユーロ – 4400m – 9頭
4歳
予想印
対01 Altesse du Berlais F4 68 B. Le Clerc
単02 Diamond Carl H4 68 B. Lestrade
–03 Primco H4 66 F. de Giles
本04 La Manigance F4 66 A. Zuliani
–05 Victtorino H4 66 C. Lefebvre
–06 Iceo Madrik H4 66 D. Ubeda
–07 Saint Paris H4 66 F. Bayle
–08 Wal Cassandre H4 66 L. Zuliani
–09 Impressive H4 66 J. Charron
レース予想
春の王者対01 Altesse du Berlais アトレスデュベルレが、秋初戦を迎え、先日大敗。それでも、ここは、斤量差なく、立て直すだろう。
春のラスト重賞ペリコール賞で重賞勝抜けをした単02 Diamond Carl ダイヤモンドカール。
本番は中止だが、それまで、この年代のトップにいた牝馬本04 La Manigance ラマニガンス。
ここまでが3強と目される。
レース結果
01着 単02 Diamond Carl B. Lestrade 5’39”32
02着 09 Impressive 4.5馬身
03着 本04 La Manigance 1.25馬身
04着 対01 Altesse du Berlais 2馬身
05着 05 Victtorino 6.5馬身
06着 06 Iceo Madrik 1.5馬身
07着 08 Wal Cassandre 8馬身
08着 07 Saint Paris 6馬身
落馬 03 Primco -
レース展開
ワンツーする同じ勝負服の2頭は、それぞれ、中団と最後方に控える。
最後方が、1番人気で勝馬の単02 Diamond Carl ダイヤモンドカール。
先行は、後に落馬する03 Primco プリムコだった。
途中からは、09 Impressive アンプレッシヴが上がって先頭へ。春の4歳王者戦の2着馬である。
外から上がってきた、僚馬単02 Diamond Carl ダイヤモンドカールが、前の09 Impressive アンプレッシヴをロックオンして、直線へ。
最後は、他の馬を突き放して単02 Diamond Carl ダイヤモンドカール快勝でした。
長距離リステッドのスカラムーシュ賞を勝ち、現G3、当時リステッドのルー賞2着。
他長距離リステッドモスコワ賞3着。
血統
単02 Diamond Carl ダイヤモンドカールは、リュティエ系DIAMOND BOY産駒。母父は、ロンシャン下りの1400Pシリーズの短距離パレロワイヤル賞1400を勝っているSATRI サトリ。仏障害は、こうした、渋すぎる血統が多いですね。
あきらかに残しに行ってますね。そして、それに応える馬も出る。