クラシック後の3歳戦線。後にパン賞G3を勝ったBamiyan バーミヤン。プールデッセ掲示板のStellar Path ステラーパスなどを輩出。
2023 09 01 金曜 : La Teste-de-Buch ラ・テスト競馬場
7レース – Prix Millkom ミルコム賞 2023
16h35
平地 – LR – 55 000ユーロ – 1600m – 10頭
3歳
予想印
本01 Kendly 07 M3 60 A. Crastus
対02 Beshtani 04 H3 58 M. Barzalona
穴03 Grey Tornado 02 M3 58 T. Piccone
–04 Dance Ahead 05 M3 58 V. Seguy
–05 Sommersun 10 H3 58 R. Ferreira
単06 Half Half 01 M3 58 T. Bachelot
注07 Kovrov 06 M3 58 C. Demuro
–08 Royal Shake 03 M3 58 G. Mossé
–09 Izastep 08 M3 58 A. Orani
–10 Shalromy 09 F3 56,5 M. Guyon
レース予想
プールデッセ最下位9着の、本01 Kendly ケンドリーですが、僅差の争い。トゥールーズのリステッド、Prix Aymeri de Mauleon アイメリ・ドゥ・モーレオン賞では、注07 Kovrov コフロフなどには完勝。ここでは有力。
その注07 Kovrov コフロフは、重賞ダフニ賞4着で、–08 Royal Shake ロイヤルシャクには完勝。
格下も、連勝中の緑軍団、対02 Beshtani ベシュタニ。
クラス1で、僅差2着の、単06 Half Half ハーフハーフですが、この馬、リステッドのサンパトリック賞で6着。5着馬が、穴03 Grey Tornado グレイトルナドで、こちらも有力になろう。
レース結果
01着 穴03 Grey Tornado T. Piccone 1’39”37
02着 対02 Beshtani 半馬身
03着 単06 Half Half 1.75馬身
04着 本01 Kendly 半馬身
05着 10 Shalromy アタマ
06着 08 Royal Shake 3/4馬身
07着 注07 Kovrov 3/4馬身
08着 05 Sommersun 9馬身
09着 09 Izastep 1/4馬身
10着 04 Dance Ahead 3馬身
レース展開
最終的に最下位に沈む04 Dance Ahead ダンスアヘッドが先頭。とはいえ、ハイペースではありません。
もっとも、欧州の場合、短距離以外には、ハイペースなど存在しないとも言えますがね。
3馬身ほど後方を、穴03 Grey Tornado グレイトルナドが追走。行ってみれば、これが先頭といえなくもない。
それにしても、欧州平地にしては、縦長な展開ですかね。
前目を取りに行った穴03 Grey Tornado グレイトルナドが、直線、残り400mを、後続の挑戦を振り切り優勝。一瞬、2着に来た緑軍の対02 Beshtani ベシュタニに迫られた感じもありましたが、それを突き放す脚を見せ勝ちました。勝馬から9馬身差とはいえ、重賞3着馬。戦ってきた相手違いということでしょうかね?常に競馬は、結果論ではありますがね。
血統
穴03 Grey Tornado グレイトルナドは、仏ダービー馬、The Grey Gatsby ザグレイギャツビー産駒。母父グレイソヴリン系ケンダルジャン。母系には、凱旋門賞では勝てませんでしたが、ハイペリオン系のゲイメセンの名も見られます。母は、ゲイメセンの4×4。
混ぜて混ぜて残して残してが、フランスらしい血統でいいですね。
こぼれ話
2022 09 02 金曜 : La Teste-de-Buch ラ・テスト競馬場
2レース – Prix Millkom ミルコム賞 2022
14h15
平地 – LR – 55 000ユーロ – 1600m – 4頭
3歳
予想印
対01 Making Moovies M3 58 A. Gavilan
本02 Yoozuna M3 58 M. Guyon
–03 Khamma F3 56.5 T. Bachelot
–04 Sweetheart F3 56.5 I. Mendizabal
レース予想
プールデッセ7着の本01 Making Moovies メイキングムービーは、重要ステップだったフォンテーヌブロー賞3着。
まずまず実力どおりで、ここでは、一つ上のクラス。
ジョッキークラブ賞最下位も、大差の負けではないという対02 Yoozuna ユズナ。ここはクラスが違い、チャンスあり。
この2頭の一騎打ちとみるが、さて。どっちだ?は結構むつかしい。
レース結果
01着 03 Khamma T. Bachelot 1’48”73
02着 対01 Making Moovies 短アタマ
03着 04 Sweetheart 2.5馬身
04着 本02 Yoozuna 1.25馬身
レース展開
本02 Yoozuna ユズナの逃げの4頭立て。2番手には、04 Sweetheart スウィートハートが2番手、3番手03 Khamma カンマ。最後方対01 Making Moovies メイキングムービースでした。
直線、1頭遅れて追い出す余裕を見せた03 Khamma カンマは、後方から早めに前に仕掛けた対01 Making Moovies メイキングムービースをとらえて優勝。ただ、この2頭、本当にどちらかわからないほどの僅差でした。
今回最下位の本02 Yoozuna ユズナですが、ジョッキークラブ賞最下位はともかく、他のクラスでは底見せてませんでしたので、ここの上位2頭は、この先、どこまでやれるのか楽しみですね。
血統
03 Khamma カンマは、マンノウォー系AL WUKAIR アルヴケール産駒。アルヴケールは、ジャック・ル・マロワ賞馬。
母父トライマイベスト系HARBOUR WATCH ハーバーウォッチ。ハーバーウォッチは3戦3勝で引退してます。ただ、3戦目は、G2リッチモンドSです。
異色の血統ではありますが、ジャックルマロワ賞馬×無敗馬ですから、雑草系ではないですね。