日本のシーキングザパールが勝った日本調教馬初の海外G1である。
2024 08 04 日曜 : Deauville ドーヴィル競馬場
4レース – Prix Maurice de Gheest モーリス・ド・ゲスト賞 2024
16h07
平地 – G1 – 380 000ユーロ – 1300m – 15頭
3歳以上
予想印
–01 Saint Lawrence 10 H6 59 Mlle H. Doyle
本02 Mill Stream 08 M4 59 W. Buick
対03 Khaadem 01 H8 59 J. W. Doyle
消04 Shouldvebeenaring 12 M4 59 出走取消
–05 King Gold 14 M7 59 S. Pasquier
–06 Game Run 03 H5 59 M. Grandin
–07 Matilda Picotte 06 F4 57.5 R.P. Whelan
–08 Exxtra 05 F4 57.5 R. Thomas
注09 Beauvatier 09 M3 57 M. Guyon
単10 Lazzat 13 H3 57 A. Orani
注11 Puchkine 02 M3 57 I. Mendizabal
–12 Bellano 04 M3 57 A. Pouchin
穴13 Havana Cigar 11 M3 57 C. Soumillon
–14 Flora Of Bermuda 07 F3 55.5 O. Murphy
–15 Classic Flower 16 F3 55.5 M. Barzalona
–16 Great Generation 15 F3 55.5 C. Demuro
レース予想
1頭取り消して15頭。
July Cup ジュライカップの勝馬、本02 Mill Stream ミルストリームがここへ。ドーヴィルは2戦2勝。
その前走、ロイヤルアスコットで、Queen Elizabeth II Jubilee Stakes クイーンエリザベス2世ジュビリーSで勝ってきた、対03 Khaadem カーデムはここでもライバル。初ドーヴィル。
ドーヴィルの前走G1ジャンプラ賞の勝馬、注11 Puchkine プシュキンは距離短縮で、こちらへ。
負けていない、単10 Lazzat ラザットは、5戦5勝。これと好勝負してきたのが、穴13 Havana Cigar ハヴァナシガール。
穴13 Havana Cigar ハヴァナシガールに僅差3着だったのが、注09 Beauvatier ボーヴァティエール。
レース結果
01着単10 Lazzat A. Orani 1分15秒82
02着 08 Exxtra 3馬身
03着注09 Beauvatier 3/4馬身
04着 14 Flora of Bermuda アタマ
05着本02 Mill Stream 短クビ
06着 01 Saint Lawrence 3/4馬身
07着 07 Matilda Picotte 3/4馬身
08着注11 Puchkine 4.5馬身
09着 05 King Gold 3/4馬身
10着対03 Khaadem 1.25馬身
11着 15 Classic Flower 短アタマ
12着 06 Game Run 5馬身
13着 12 Bellano 3/4馬身
14着穴13 Havana Cigar 3馬身
15着 16 Great Generation 9馬身
レース展開
単10 Lazzat ラザットは好発で先頭でした。
いったんは先頭を譲りますが、ごった返す集団の先頭付近から、先頭に立つと、余力十分の各馬を引き連れたまま、最後は突き放して完勝。6戦6勝無敗。
カーニュの出世レースPrix de la Californie カリフォルニア賞の勝馬ですね。
血統
単10 Lazzat ラザットは、ダンジグ系ジャンプラ賞馬のTERRITORIES テリトリーズ産駒。母父サドラーズウェルズ系英愛ダービー馬のAUSTRALIA オーストラリア。
こぼれ話
2023 08 06 日曜 : Deauville ドーヴィル競馬場
5レース – Prix Maurice de Gheest モーリス・ド・ゲスト賞 2023
16h25
平地 – G1 – 380 000ユーロ – 1300m – 10頭
3歳以上
予想印
注01 Fort Payne 08 M5 59 C. Soumillon
–02 Brad The Brief 02 H6 59 D. Egan
–03 Saint Lawrence 04 H5 59 Mlle H. Doyle
–04 Egot 01 M5 59 M. Barzalona
単05 Spycatcher 05 H5 59 M. Guyon
本06 Rohaan 06 H5 59 R. Ryan
対07 Art Power 09 H6 59 D. J. Allan
穴08 King Gold 03 M6 59 S. Pasquier
–09 Sandrine 10 F4 57,5 C. Demuro
–10 Cold Case 07 M3 57 Cl. Lee
レース予想
昨年の僅差4着の、本06 Rohaan ロハーンが今年も出走。
前哨戦のPrix de Ris-Orangis リゾランジ賞勝馬の、単05 Spycatcher スパイキャッチャー。
愛G2のSapphire Stakes サフィールS勝馬の、対07 Art Power アートパワー。
別の前哨戦Prix de la Porte Maillot ポルトマイヨー賞勝馬の、穴08 King Gold キングゴールド。
Prix du Palais-Royal パレロワイヤル賞では、穴08 King Gold キングゴールドを破った、注01 Fort Payne フォールペイヌは、Prix de la Porte Maillot ポルトマイヨー賞少では逆転されているが、この2頭僅差。
レース結果
01着穴08 King Gold S. Pasquier 1分19秒71
02着単05 Spycatcher 短アタマ
03着 03 Saint Lawrence クビ
04着 10 Cold Case 2馬身
05着対07 Art Power アタマ
06着 09 Sandrine 3/4馬身
07着本06 Rohaan 4.5馬身
08着 02 Brad The Brief 4.5馬身
09着 04 Egot 1.5馬身
10着 注01 Fort Payne 4馬身
レース展開
スタート直後、穴08 King Gold キングゴールドは、ほぼほぼ最後方にいました。
対07 Art Power アートパワーや、10 Cold Case コールドケースといったところが前へ。
前後2列で広がった横並びから、抜けてきたのが、穴08 King Gold キングゴールドでした。
目の前を走っていて、早目に抜け出した単05 Spycatcher スパイキャッチャーを追いかけて、穴08 King Gold キングゴールドが伸びてきて、ゴール前だけ競り落としました。
穴08 King Gold キングゴールドは、下りロンシャン1400のポルトマイヨー賞を勝ってここへきて連勝。
血統
穴08 King Gold キングゴールドは、ダンジグ系Anodin アノダン産駒。Anodin アノダンは、マイルのポールドムサック賞G3を勝っていますが、G1はイスパーン賞2着、クイーンアンS3着、ジャックルマロワ賞2着、ブリーダーズカップマイル2着、ムーランドロンシャン賞2着とミスター次点。いかにも、フランスの種牡馬らしい戦績の馬ですね。
こぼれ話
2022 08 07 日曜 : Deauville ドーヴィル競馬場
4レース – Prix Maurice de Gheest モーリス・ド・ゲスト賞 2022
15h55
平地 – G1 – 380 000ユーロ – 1300m – 14頭
3歳以上
予想印
–01 Amilcar M6 59 T. Bachelot
–02 Rohaan H4 59 A. E. Kirby
本03 Naval Crown M4 59 J. W. Doyle
–04 Garrus H6 59 I. Mendizabal
単05 Minzaal M4 59 J. V. Crowley
–06 Namos M6 59 W. Panov
対07 Artorius M4 58.5 J. P. Spencer
穴08 Highfield Princess F5 57.5 J. Hart
–09 Perfect Power M3 57 C. Soumillon
注10 Harry Three M3 57 K. Shoemark
–11 King Hermes M3 57 R. Sakai
–12 Kingentleman M3 57 G. Benoist
–13 Accakaba F3 55.5 M. Guyon
–14 Miramar F3 55.5 R. Thomas
レース予想
ジュライカップ2着本03 Naval Crown ナヴァルクラウン、3着対07 Artorius アルトリウスは、今年のプラチナムジュビリーも1着3着。
ここは、評価上位ですね。
これにチャンピオンスプリント3着の3着単05 Minzaal ミンザールですが、これは、プラチナムジュビリーで13着。
05 Minzaal ミンザールに先着していた、穴08 Highfield Princess ハイフィールドプリンセスは、ブリティッシュチャンピオンスプリントでは、3着05 Minzaal ミンザールの後塵。
これにドーヴィルのリステッドPrix Kistena キステナ賞勝った注10 Harry Three ハリースリー要注意。
基本、古馬優勢とみていますが、さてどっちに転びますかね?
レース結果
01着穴08 Highfield Princess J. Hart 1分15秒30
02着単05 Minzaal 3/4馬身
03着 04 Garrus アタマ
04着 02 Rohaan ハナ
05着本03 Naval Crown 1.25馬身
06着対07 Artorius 半馬身
07着 09 Perfect Power アタマ
08着 13 Accakaba アタマ
09着 14 Miramar 短アタマ
10着注10 Harry Three 3/4馬身
11着 11 King Hermes 短アタマ
12着 06 Namos 1.25馬身
13着 01 Amilcar 4.5馬身
14着 12 Kingentleman 6馬身
レース展開
坂井瑠星騎手が、好スタート。
そのロケットさは、さすが日本の人馬。
さて、坂井騎手と11 King Hermes キングエルメスは、2歳時以来の勝ち星を目指すわけですが、前走は、ジュライカップ11着でした。
前目を進む11 King Hermes キングエルメス。しかし、徐々に沈んでゆく。
先頭は、穴08 Highfield Princess ハイフィールドプリンセス。
そこへ各馬殺到し、2着以下入れ替わって優勝。
穴08 Highfield Princess ハイフィールドプリンセスは、押し切りました。
血統
08 Highfield Princess ハイフィールドプリンセスは、父ミスタープロスペクター系ドバウィ産駒、母父サドラーズウェルズ系ガリレオ。
短距離馬の血統とも思えず、守備範囲は広いと思われます。
そうした馬が台頭するのが、スプリントとマイルのスプリントよりという、この1300、モーリスドゲストの特徴ともいえますね。
秋の下り1400のフォレ賞なんかも、この組ですね。