古くは、Miesque ミエスク、最近では、２００３年Six Perfections シックスパーフェクションズ、サンデーサイレンス系ディヴァインライト産駒のNatagora ナタゴラ、名牝Moonlight Cloud ムーンライトクラウドなどが、このレースを勝ちあがている。
重賞昇格していますが、もともと、リステッドだったので、イメージとしては、本線外の馬が、こちらへ回ってくるイメージありますね。でも、本線外から大物がでるのも、フランスらしさではあります。
2024/04/09 : Deauville ドーヴィル競馬場
2レース – Prix Imprudence アンプリューダンス賞2024
14h30
平地 – G3 – 80 000ユーロ – 1400m直線 – 14頭
3歳牝馬
予想印
穴01 Romantic Style 04 F3 57 W. Buick
本02 Ramatuelle 03 F3 57 A. Lemaitre
–03 Abstract 02 F3 57 M. Barzalona
対04 Tamfana 05 F3 57 O. Murphy
–05 Shady Lady 06 F3 57 S. Pasquier
単06 Great Generation 07 F3 57 Mlle H. Doyle
–07 Alabama Moon 01 F3 57 A. Pouchin
レース予想
フランスもクラシック戦線が始まりました。
英リステッドを勝ってきた、穴01 Romantic Style ロマンティックスタイル。
Prix Morny モルニー賞２着、G2Prix Robert Papin ロベールパパン賞勝で、Prix du Bois ボワ賞G3も制した、本02 Ramatuelle ラマテュエルは大本命。
G3のPrix Miesque ミエスク賞を勝った、対04 Tamfana タムファナと、2着、–05 Shady Lady シャディレディ。
ここは、1馬身以上の差はあった。
英G3のFirth Of Clyde Stakes ファースオブクライドSを2着した、単06 Great Generation グレートジェネレーション。
レース結果
01着穴01 Romantic Style W. Buick 1分31秒95
02着本02 Ramatuelle 半馬身
03着対04 Tamfana 半馬身
04着単06 Great Generation 2馬身
05着 05 Shady Lady 4.5馬身
06着 03 Abstract 4馬身
07着 07 Alabama Moon 30馬身
レース展開
対04 Tamfana タムファナの背後につけた、穴01 Romantic Style ロマンティックスタイル。
もう一方の列の2番手には、本02 Ramatuelle ラマテュエル。
残り300ほどのたたき合い。
抜け出してきた、穴01 Romantic Style ロマンティックスタイルと、本02 Ramatuelle ラマテュエル。
対04 Tamfana タムファナもその後粘りましたが、逆転はできず。
本02 Ramatuelle ラマテュエルを抑えきって、穴01 Romantic Style ロマンティックスタイル優勝。
英国から3連勝で、重賞制覇。
一瞬、マイルかと思うレースタイムですが、これは、1400です。
血統
穴01 Romantic Style ロマンティックスタイルは、ロッキンジSと2000ギニーを勝ったミスタープロスペクター系Night Of Thunder ナイトオブサンダー産駒。母父マンノウォー系Dream Ahead ドリームアヘッド。Dream Ahead ドリームアヘッドは、2歳時にミドルパークSと、モルニー賞勝で、フォレ賞、ジュライカップ、スプリントカップを制している短距離馬。穴01 Romantic Style ロマンティックスタイルには、1400はピッタリな血統かもしれません。
こぼれ話
2023/04/06 : Deauville ドーヴィル競馬場
5レース – Prix Imprudence アンプリューダンス賞2023
16h10
平地 – G3 – 80 000ユーロ – 1400m直線 – 14頭
3歳牝馬
予想印
穴01 Wed 07 F3 57 C. Demuro
対02 Fancy Me 01 F3 57 O. Peslier
注03 Sauterne 08 F3 57 C. Soumillon
–04 Next Episode 14 F3 57 W. Buick
–05 Spirit Gal 10 F3 57 B. Murzabayev
–06 Quickstep 05 F3 57 M. Barzalona
–07 Showay 03 F3 57 A. Crastus
–08 Eternal Dance 11 F3 57 T. Piccone
–09 Moon Ray 12 F3 57 S. Pasquier
注10 Ritournelle 04 F3 57 G. Mossé
–11 Gain It 02 F3 57 I. Mendizabal
本12 Shalromy 13 F3 57 M. Guyon
–13 Beginnings 06 F3 57 R.-L. Moore
単14 Lady Bullet 09 F3 57 A. Lemaitre
レース予想
G3のカルヴァドス賞勝馬の、穴01 Wed ウェド。これに、マルセルブーサック賞で先着し、モンテニカ賞1着の、本12 Shalromy シャルロミー。モンテニカ賞で僅差2着の、単14 Lady Bullet レディバレット。
G3レゼルヴォワール賞勝馬の、対02 Fancy Me ファンシーミー。
連勝でリステッド勝っている、注10 Ritournelle リトゥルネル。
格下も3連勝、注03 Sauterne ソーテルヌは、スミヨン配し。
ま、なんにせよ、混戦模様。
レース結果
01着 07 Showay A. Crastus 1’27”82
02着注10 Ritournelle アタマ
03着 05 Spirit Gal 2馬身
04着 06 Quickstep 短クビ
05着本12 Shalromy 短クビ
06着 08 Eternal Dance 短クビ
07着対02 Fancy Me 1.75馬身
08着 13 Beginnings 1.75馬身
09着 09 Moon Ray 1.5馬身
10着 11 Gain It 1.75馬身
11着 04 Next Episode 11馬身
12着穴01 Wed 3.5馬身
13着注03 Sauterne 1.75馬身
14着単14 Lady Bullet 3.5馬身
レース展開
勝った07 Showay ショウウェイは、僅差とはいえ、重賞7着、直線のりすテッドも登竜門レースのカリフォルニア賞とはいえ3着だったので、軽視でした。
好スタートから3番手追走すると、間を割ってじわじわ伸び、注10 Ritournelle リトゥルネルの追撃を抑えて優勝。
10戦して2勝でしたが、一気に重賞勝ち馬へ上り詰めました。
血統
07 Showay ショウウェイは、サドラーズウェルズ系ガリウェイ産駒。母父Galiway ガリウェイ産駒。母父ダンジグ系フォレ賞馬CARADAK カラダック。
こぼれ話
フランス競馬木曜 : Deauville ドーヴィル競馬場
3レース – Prix Imprudence アンプリューダンス賞2022
15h00
平地 – G3 – 80 000ユーロ – 1400m直線 – 8頭
3歳牝馬
予想印
対01 Zellie F3 57 O. Peslier
–02 Osmose F3 57 C. Demuro
–03 Masiel F3 57 T. Piccone
–04 Txope F3 57 A. Lemaitre
単05 Malavath F3 57 C. Soumillon
穴06 Fleur d’Iris F3 57 M. Barzalona
本07 Accakaba F3 57 M. Guyon
注08 Who Knows F3 57 T. Bachelot
レース予想
いきなりの真打登場。対01Zellie ゼリーは、マルセルブーサック賞の勝馬。このレースの5着が注08Who Knows フーノウズ、7着が穴06Fleur d’Iris フルールディリス。
その、対01Zellie ゼリーに前哨戦で勝っていたのが穴06Fleur d’Iris フルールディリス。
この舞台違えど、2頭は1勝1敗。
この組とは別路線の北米BCジュヴェナイルフィリーズターフを2着した単05Malavath マラヴァス。G2クリテリウムメゾンラフィットを制しており、ここでも有力の1頭。
本07Accakaba アッカカバは、牡馬G1に挑戦した2歳時。4着と好走。その前哨戦では、穴06Fleur d’Iris フルールディリスを下しており、その意味では、この馬が最右翼の戦績か？
レース結果
01着単05 Malavath C. Soumillon 1’32”25
02着対01 Zellie 1.5馬身
03着本07 Accakaba 半馬身
04着 02 Osmose クビ
05着 04 Txope 3/4馬身
06着注08 Who Knows 短アタマ
07着穴06 Fleur d’Iris 2.5馬身
08着 03 Masiel 短クビ
レース展開
逃げたは、穴06Fleur d’Iris フルールディリス。
2番手にペリエ騎手の対01Zellie ゼリー。
3番手有力本07Accakaba アッカカバ。
4番手追走だった単05Malavath マラヴァ。
背後に社台の注08Who Knows フーノーズ。
勝負所からの横一線叩きあいは、単05Malavath マラヴァが抜けました。
血統
単05Malavath マラヴァは、トライマイベスト系MEHMAS産駒。MEHMASは、短距離G2ジュライS勝馬。
母父サドラーズウェルズ系ニューアプローチ。ま、ガリレオラインですね。
ただ、母系は、ガリレオ除けば、スピードに勝った血統ですので、それがこのスピードで活きているのでしょうね。
こぼれ話
ここにも、社台の牝馬がいますが、サンデーの血を残すためのお母さん探しなのでしょうね。
シユーニ産駒ですから、スピードがある血統。
でも母系はポリグロットですから、スタミナ抜群な血統。オルフェーヴルやぶったソレミア出してますからね。
そういう意味でも、サンデーサイレンスの血の一翼を担う期待があるのでしょうね。
凱旋門賞への夢、いろんなタイプの牝馬との掛け合わせで生まれる多様な産駒などなど。
