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フランス競馬平地:Prix Gladiateur グラディアトゥール賞

フランス競馬古馬
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古馬の秋の長距離戦線へ嚆矢となるレース。先には、キャドラン賞や、ロワイヤルオーク賞が待つ。

活躍馬では、Westerner ウェスターナーは、ここを勝ち、しかも、キャドラン賞とロワイヤルオーク賞を連覇している。

他、Vazirabad ヴァジラバッドがここ連覇し、ロワイヤルオーク賞も連覇している。

その翌年からは、Called To The Bar コールトゥーザバーの3連覇もある。

また障害から転向してきたKasbah Bliss カスバーブリスが、障害重賞を勝ち、このレースを連覇し、キャドラン賞も勝つという活躍を見せている。

目次

2024 09 08 日曜 : Longchamp ロンシャン競馬場

6レース – Prix Gladiateur グラディアトゥール賞 2024

16h25
平地 – G3 – 80 000ユーロ – 3100m – 10頭
4歳以上

予想印

対01 Sevenna’s Knight 05 M4 59 M. Barzalona
穴02 Goya Senora 04 H8 57 C. Lecoeuvre
–03 Sunfast 03 H5 57 A. Pouchin
–04 Vert Liberte 06 H6 57 T. Bachelot
本05 Harbour Wind 07 H4 57 C. D. Hayes
–06 Présage Nocturne 08 M4 57 C. Soumillon
単07 Ponty 01 H4 57 T. Piccone
–08 Zilcover 09 H5 57 Mlle E.R Weissmeier
注09 Shakti 10 F4 55.5 A. Madamet
–10 River of Stars 02 F5 55.5 M. Guyon

レース予想

G2のPrix Vicomtesse Vigier ヴィコンテッスヴィジエ賞を勝った、対01 Sevenna’s Knight セヴェナーズナイト。

Prix Kergorlay ケルゴルレイ賞G3は2着だった、穴02 Goya Senora ゴヤセニョーラ。

G3のPrix de Barbeville バルブヴィル賞では、勝馬の、対01 Sevenna’s Knight セヴェナーズナイトに10馬身ほど付けられた、–03 Sunfast サンファスト。

Prix Chaudenay ショードネー賞では、対01 Sevenna’s Knight セヴェナーズナイト4着に先着2着した、本05 Harbour Wind ハーバーウィンド。

格下も9戦8連帯と底見せない、–06 Présage Nocturne プレサージュノクチューン。

穴02 Goya Senora ゴヤセニョーラに先着した、単07 Ponty ポンティ。

長距離戦線になる2400のPrix d’Hédouville エドゥーヴィル賞3着の、注09 Shakti シャクティ。

英G2の、Lillie Langtry Stakes リリーラングトリーSの僅差3着馬、–10 River of Stars リヴァーオブスターズ。

レース結果

01着対01 Sevenna’s Knight M. Barzalona 3分30秒60
02着本05 Harbour Wind 2馬身 
03着 06 Présage Nocturne ハナ 
04着 10 River of Stars クビ 
05着注09 Shakti 2.5馬身 
06着穴02 Goya Senora 5.5馬身 
07着 04 Vert Liberte 1.75馬身 
08着 03 Sunfast 短クビ 
09着 08 Zilcover 4.5馬身 
10着単07 Ponty 3/4馬身

レース展開

レース映像

対01 Sevenna’s Knight セヴェナーズナイトは3番手追走。

先頭は人気の10 River of Stars リヴァーオブスターズ。

2番手に、本05 Harbour Wind ハーバーウインド。

いかにもスローというわけでもなく、淡々と流れている感じですね。

直線に入って長い追い比べは、最後まで伸びた対01 Sevenna’s Knight セヴェナーズナイトが優勝。

やはり、よほど詰まった展開ではないと、後方から一気の差しというわけにはならないですね。

血統

対01 Sevenna’s Knight セヴェナーズナイトは、サドラーズウェルズ系キャメロット産駒。母父サドラーズウェルズ系ガリレオ。サドラーズウェルズの3×3。

こぼれ話

Lastotchka ラスタチカは、ロシア語でツバメだそうで、列車の名前に使われているようです。日本も昔、ツバメが走ってましたから、ある意味、その印象は、世界共通なのかもしれませんね。

2023 09 03 日曜 : Longchamp ロンシャン競馬場

2レース – Prix Gladiateur グラディアトゥール賞 2023

14h30
平地 – G3 – 80 000ユーロ – 3100m – 7頭
4歳以上

予想印

穴01 Vert Liberte 01 H5 57 B. Murzabayev
単02 Moon Wolf 05 H5 57 A. Pouchin
本03 Skazino 02 H7 57 M. Barzalona
–04 Rock Joyeux 07 H5 57 S. Ruis
–05 Putumayo 03 H8 57 Mlle C. Le Gland
–06 Fasol 04 M4 57 M. Guyon
対07 Lastotchka 06 F4 55.5 T. Bachelot

レース予想

このクラスでは、一つ格上な存在となろう、重賞4勝の、本03 Skazino スカジノは、前哨戦のリステッドPrix du Carrousel カルーゼル賞を僅差2着。

G2シャンティイ大賞3着で、ここでは上位争い必至の、対07 Lastotchka ラストチカ。

Prix la Moskowa モスコヴァ賞で本03 Skazino スカジノと僅差に詰め寄った、単02 Moon Wolf ムーンウルフ。

リステッドのブデル賞で、2キロの斤量差があったが、本03 Skazino スカジノに先着経験のある、穴01 Vert Liberte ヴェールリベルテ。

いずれにせよ、本03 Skazino スカジノを取り巻く争いだ。

レース結果

01着対07 Lastotchka T. Bachelot 3分19秒75
02着 06 Fasol 2馬身 
03着穴01 Vert Liberte 1.75馬身 
04着単02 Moon Wolf NEZ 
05着本03 Skazino 2.5馬身 
06着 04 Rock Joyeux クビ 
07着 05 Putumayo 6馬身

レース展開

レース映像

05 Putumayo ピュトマヨに続いて、対07 Lastotchka ラストチカが行きました。

他、04 Rock Joyeux ロックジョワイユーなども前へ。少し縦長になります。

一転、下りは常のごとく、我慢して我慢して、直線アウトにならないように下っていきます。

前よりで我慢していた対07 Lastotchka ラストチカが追い出すと、同じ脚色で追ってきたのは、06 Fasol ファソル。しかしなだれ込むのが精いっぱいでしたね。

対07 Lastotchka ラストチカは、重賞2勝目。シャンティイ大賞で、日本のジャパンカップにも来たシムカミルの3着があります。

血統

対07 Lastotchka ラストチカは、ダンジグ系MYBOYCHARLIE マイボーイチャーリー産駒。マイボーイチャーリーは、ディヴァインライト産駒のナタゴラにモルニー賞で勝った馬です。

母父ネイティヴダンサー系ムタティール。ジャックルマロワ賞馬ですね。

スタミナと逆のようですが、母系祖母は、サドラーズウェルズ系バラシアにリボー系アレッジドですので、バリバリのスタミナも引いています。

こぼれ話

Lastotchka ラスタチカは、ロシア語でツバメだそうで、列車の名前に使われているようです。日本も昔、ツバメが走ってましたから、ある意味、その印象は、世界共通なのかもしれませんね。

2022 09 04 日曜 : Longchamp ロンシャン競馬場

2レース – Prix Gladiateur グラディアトゥール賞 2022

13h45
平地 – G3 – 80 000ユーロ – 3100m – 6頭
4歳以上

予想印

本01 The Good Man M5 58 M. Delalande
対02 John Leeper M4 57 R.-L. Moore
穴03 Big Call H5 57 M. Guyon
–04 Tides of War M4 57 A. Pouchin
単05 Investor H7 57 S. Pasquier
–06 Measure of Time M5 57 M. Barzalona

レース予想

昨年のドーヴィル大賞2着馬本01 The Good Man ザグッドマンは、実績上で、斤量1キロ差なら、なきがごときか?

G3では、上位に顔を出す対02 John Leeper ジョンリーパーは、このメンバーなら、上位可能。

最近パッとしないが、ショードネー賞3着馬–04 Tides of War タイズオブウォー。ただ、今年、リステッドのカルーゼル賞で、単05 Investor インヴェストールと、穴03 Big Call ビッグコールに同斤量で先着されている。

レース結果

01着穴03 Big Call M. Guyon 3分20秒34
02着本01 The Good Man 1.75馬身 
03着単05 Investor アタマ 
04着対02 John Leeper 短クビ 
05着 04 Tides of War 3馬身

レース展開

レース映像

淡々とした流れの長距離戦。

直線に入ると、外に持ち出した穴03 Big Call ビッグコールが、ジワジワ伸びて、残り300弱で先頭に立つと、そのまま押し切った。

血統

穴03 Big Call ビッグコールは、レッドゴッド系アニマルキングダム産駒。母父ストームバード系スキャットダディ。母母父ミスタープロスペクター系エディターズノート。母母母父ノーザンダンサー英ヴァイスリージェント。これは、もう、アメリカ血統馬ですね。

こぼれ話

teurの発音は、トゥールではない。どっちかというと、ターに近い。例えば、グラディアターというのが最も近いと思われる。

単独では、ターと聞こえるが、前に、グラディアなどの別音が前付くと、トゥーに近くなるように聞こえる。

euroはユーロであるが、アーホとウーホの間っぽく聞こえる。

他のフランス語学習者の皆さんはどうですかね?私には、結構苦手な発音なのです。

グラディアトゥールというカタカナ発音すると、おそらく、フランス語先生には直されることになると思われる。

ターではなく、トゥァーと言うべきか?いつも先生に直されるのだが、なかなか、この発音は、苦手なのだ。

発音するのも、フランス語を日本語カタカナ表記するのも難しいですね。このレース名はいつもそれを思い出させます!

最後がはっきりと”ル”と発音するのだけは、間違いなく違うと思われます。グラディアターか?グラディアトゥァーか?

カタカナに直すのも、発音するのも、難しい。

単独で聞くと、ターなんですが、単独でないと、全くターに聞こえないんですよ!

でも日本じゃ、名馬グラディアトゥァー?誰?た・す・け・て!笑!

フランス競馬古馬

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