あちらこちらで暴れまわったリステッドクラスの猛者19勝馬Young Tiger ヤングタイガーはここも勝っています。
G1メルボルンカップを勝つDunadenはサンクルー大賞も2着していますが、ここを通過しています。香港ヴァーズも勝ってますね。
G2ドラール賞馬になるGarlingari ガルリンガリもここを制しています。
2023 11 09 木曜 : Lyon-Parilly リヨン・パリイ競馬場
6レース – Prix Cavalassur – Prix du Grand Camp グランカン賞 2023
14h42
平地 – LR – 52 000ユーロ – 2400m – 7頭
3歳以上
予想印
対01 Mika d’O 01 H5 58.5 A. Pouchin
–02 Belgian Prince 07 H6 58.5 M. Grandin
–03 Queen Lady 03 F5 57 R. Thomas
本04 Clemmie C 05 F4 57 M. Barzalona
–05 Galifa 06 F5 57 T. Trullier
単06 Kahraman 04 M3 56 A. Lemaitre
穴07 Mononof 02 M3 56 F. Veron
レース予想
対01 Mika d’O ミカドと、穴07 Mononof モノノフがいますね。帝と武士ですから、格としては、帝が上。
対01 Mika d’O ミカドは、リヨンのリステッド、Prix Bedel ブデル賞を先日4着。
穴07 Mononof モノノフは、ドーヴィルのリステッドPrix Vulcain ヴュルカン賞を7着。その時の5着馬が、単06 Kahraman カーラマンという位置づけ。
サンクルーの牝馬リステッドのPrix Dahlia ダリア賞では、本04 Clemmie C セラミックCが2着。–03 Queen Lady クイーンレディは7着という成績でした。
このあたりの力関係から、本04 Clemmie C セラミックCが本命ということになりますかね。
相手は、名前で格上の、対01 Mika d’O ミカド。単06 Kahraman カーラマンを3番手とすれば、穴07 Mononof モノノフは4番手までということになりますかね。
レース結果
01着 対01 Mika d’O A. Pouchin 2’53”85
02着 本04 Clemmie C 6馬身
03着 03 Queen Lady 1.5馬身
04着 02 Belgian Prince 8馬身
05着 単06 Kahraman 3.5馬身
06着 穴07 Mononof 17馬身
07着 05 Galifa 2.5馬身
レース展開
序盤、ラチ沿いへ行った対01 Mika d’O ミカド。馬場より距離と言わぬばかりに最内を疾走。
右斜め後ろには、穴07 Mononof モノノフも追走。
ペネトロは4.7ですから、相当な不良馬場。
直線にはいると、一番遅い追い出しで、すでに先頭。
馬場適正なのか、もう能力なのか、圧勝でした。
サンデーサイレンスの系統ですが、そもそも、欧州血統と出会えば、こんな馬場でも全然OKですね。
たのしみな1頭ですね。対01 Mika d’O ミカドはセン馬ですが、ここを勝ったセン馬の先輩である、Young Tiger ヤングタイガーともかぶる存在ですね。
血統
対01 Mika d’O ミカドはサンデーサイレンス系マーティンボロ産駒。マーティンボロは、ディープインパクト産駒で、新潟記念と中日新聞杯を勝っています。こうして記述していると、日本の競馬の予想をしていたのかと錯覚してしまいそうな血統背景ですね。
ただ、ヌレイエフの血とか、アカテナンゴの血とか、欧州で走りそうな血統背景を持ってます。
こぼれ話
2022 11 10 日曜 : Lyon-Parilly リヨン・パリイ競馬場
6レース – Prix du Grand Camp グランカン賞 2022
14h42
平地 – LR – 52 000ユーロ – 2400m – 10頭
3歳以上
予想印
注01 Vert Liberté 06 H4 58.5 P. Foret
穴02 Jacksun 03 H8 58.5 M. Seidl
–03 Well and Truly 09 F4 57 Benj. Marie
–04 Swoon 04 F4 57 C. Fallon
単05 Coeur Macen 05 F5 57 A. Lemaitre
本06 Solania 01 F4 57 M. Guyon
–07 Zanndabad 02 H3 56 M. Barzalona
–08 Jolly Jumper 08 M3 56 T. Piccone
対09 Aude 10 F3 54.5 C. Lecoeuvre
–10 Allada 07 F3 54.5 T. Trullier
レース予想
まずは、前走チェコのクラス1で2着に6馬身ほどの大差で圧勝した、注01 Vert Liberté ヴェールリベルテが挑戦しに来ました。
重賞ベルドゥニュイ賞G3で3着の、本06 Solania ソラリナが軸。
相手には、前走ハンデ戦勝の、対09 Aude オード。
重賞では、掲示板に載るか載らないかのあたりまでしか行けませんが、3走前にはリステッドバデル賞勝の、単05 Coeur Macen クールマサン。
前走スカラムーシュ賞2着、穴02 Jacksun ジャックサン。
重賞では足りない馬と、チェコ馬の対決というところですね。
レース結果
01着 10 Allada T. Trullier 2’43”73
02着 対09 Aude 1.25馬身
03着 07 Zanndabad 1馬身
04着 注01 Vert Liberté クビ
05着 04 Swoon 1.5馬身
06着 単05 Coeur Macen 1.75馬身
07着 08 Jolly Jumper 3.5馬身
08着 03 Well and Truly クビ
09着 穴02 Jacksun 12馬身
10着 本06 Solania 10馬身
レース展開
スローな展開ですね。2400になると、あるいみ長距離戦の様相になります。
03 Well and Truly ウェルアンドトゥルリーが先頭。内から07 Zanndabad ザンダバッドが行きます。
この先頭列の次に本06 Solania ソラリナが続きます。
その次が10 Allada アラダですね。
対09 Aude オードは後方待機ですが、3コーナーあたりで前をロックオンします。
ゆっくり、ゆっくり流れます。
直線手前から気合いが入りはじめ、どちらかと言えばまえにいた07 Zanndabad ザンダバッドは、粘り切れず、まずは早めにやってきた対09 Aude オードにつかまり、最終的には、その背後にいた10 Allada アラダがジワジワ伸びて、07 Zanndabad ザンダバッドと対09 Aude オードの叩きあいの横を通り過ぎていきました。
馬場は相当重い(Lourd ルール 不良)ですので、その巧拙は出たかもしれませんね。
10 Allada アラダは、7戦3勝4連帯。新馬快勝後にいきなり重賞ペネロープ賞に挑戦し5着。そうはいっても、大敗ではないですから、力尽ければ、チャンスありでしょう。今回もキッチリ勝ちましたしね。
血統
10 Allada アラダは、ダンジグ系シーザムーン産駒。母父ダンジグ系グリーンデザート。グリーンデザートの2×4になります。
こぼれ話
チェコの馬注01 Vert Liberté ヴェールリベルテは、馬名がフランス語のようですから、(緑自由)外国のレースも勝てると良いなとの思いもあったのかもしれませんね。大きな差もなく不良馬場で4着好走。条件クラスの弱い馬たち相手ではないですから、まずまずですし、馬場比較はできてませんが、見る限り、チェコの馬で強いのは、不良馬場でも走りそうな気もしますね。