古馬、牡馬牝馬セン馬問わず、一線級の馬が出走する中距離戦。
最近の有名どころだけでも、並べると数が足りないほどだ。
Urban Sea アーバンシー
Freedom Cry フリーダムクライ
Valanour ヴァラヌール
Astarabad アスタラバッド
Ana Marie アナマリア
Manduro マンデューロ
Planteur プラントゥール
Maxios マキシオス
Al Kazeem アルカジーム
Garlingari ガルリンガリ
Cloth of Stars クロスオブスターズ
Ghaiyyath ガイヤース
Skalleti スカーレッティ
この先には、ガネー賞G1が待つ。
2024/04/07 : ParisLongchamp ロンシャン競馬場
6レース – Prix d’Harcourt アルクール賞 2024
17h00
平地 – G2 – 130 000ユーロ – 2000m – 7頭
4歳以上
予想印
穴01 Horizon Doré H4 58 M. Grandin
–02 Zarakem M4 57 M. Guyon
本03 Feed The Flame M4 57 C. Demuro
対04 Military Order H4 57 W. Buick
–05 Birr Castle M4 57 M. Barzalona
–06 Mansour M7 57 Mlle M. Vélon
単07 Gryphon M6 57 L. Boisseau
レース予想
穴01 Horizon Doré オリゾンドレは旬を過ぎてしまったのか?
前走Prix Exbury エクスビュリ賞では、単07 Gryphon グリフォンに先着されていますが、休み明け叩いて、斤量減で期待したいところ。
Grand Prix de Paris パリ大賞馬で、凱旋門賞にも出走した、本03 Feed The Flame フィードザフレームも有力馬の1頭。
何と言っても、ドバイターフの勝馬Lord North ロードノースを一蹴してきた、対04 Military Order ミリタリーオーダー。
他は、リステッドを勝ち上がってきた上り馬たち。
レース結果
01着 02 Zarakem M. Guyon 2分14秒39
02着穴01 Horizon Doré 1.5馬身
03着 05 Birr Castle 3/4馬身
04着 06 Mansour 4馬身
05着本03 Feed The Flame 3/4馬身
06着単07 Gryphon 短クビ
07着対04 Military Order 10馬身
レース展開
穴01 Horizon Doré オリゾンドレは後方から。
02 Zarakem ザラケムは、様子を見つつ、前で我慢し、5番手ほどで、穴01 Horizon Doré オリゾンドレの前の位置で下っていきます。
直線外から、いい脚で穴01 Horizon Doré オリゾンドレがやってきましたが、最後止まりましたかね、02 Zarakem ザラケムが内から差して優勝。穴01 Horizon Doré オリゾンドレはマイラーなのか、または、そこへ行けば、また別なライバルが現れますがね。
02 Zarakem ザラケムにとっては、今回のメンバーは。コンセイユドパリ賞より与しやすしだったのでしょう。
血統
02 Zarakem ザラケムは、ミスタープロスペクター系Zarak ザラック産駒。母父ダンジグ系Mastercraftsman マスタークラフツマン。
こぼれ話
2023/04/09 : ParisLongchamp ロンシャン競馬場
6レース – Prix d’Harcourt アルクール賞 2023
17h00
平地 – G2 – 130 000ユーロ – 2000m – 7頭
4歳以上
予想印
単01 Iresine H6 59 Mlle M. Vélon
本02 Simca Mille M4 58 A. Pouchin
対03 Al Hakeem M4 57 C. Demuro
–04 Calgary H5 57 Mlle C. Pacaut
穴05 Haya Zark M4 57 C. Soumillon
–06 Alter Adler M5 57 R.-L. Moore
–07 Kertez H5 57 B. Murzabayev
レース予想
ジャパンカップ以来の、本02 Simca Mille シムカミル VS 凱旋門賞4着からの、対03 Al Hakeem アルハキーム VS ロワイヤルオーク賞G1勝からここへの、単01 Iresine イレジーヌ VS Prix Exbury エクスビュリ賞を勝っての、穴05 Haya Zark アヤザルクの構図ですね。
レース結果
01着本02 Simca Mille A. Pouchin 2分03秒39
02着単01 Iresine 3/4馬身
03着 07 Kertez 1.25馬身
04着対03 Al Hakeem 2馬身
05着穴05 Haya Zark 短クビ
06着 06 Alter Adler 3.5馬身
07着 04 Calgary 6馬身
レース展開
本02 Simca Mille シムカミルは中団外、単01 Iresine イレジーヌはそのすぐ後ろの内を追走。
この2頭を見ながら、対03 Al Hakeem アルハキームは行き、前から2番手には、穴05 Haya Zark アヤザルクがいます。
最後方まで下がった単01 Iresine イレジーヌ。シャンティイの下りカーブはゆったり進んで直線勝負。
迫る単01 Iresine イレジーヌを、早目抜け出しの本02 Simca Mille シムカミルが、先頭を守り切ってゴール。
あきらかに、日本の馬場より、こちらの方が合うようですね。
血統
本02 Simca Mille シムカミルは、ミスタープロスペクター系TAMAYUZ タマユーズ産駒。母父ヌレイエフ系ピヴォタル。
こぼれ話
競馬とは関係ない話ではありますが、レース名がHで始まります。ですので、英語のOFにあたる、DEの単語は、母音の前で、D’になります。よって、Prix d’Harcourt アルクール賞は、プリダルクールと発音します。日本語では、アルクール賞なのか、ダルクール賞なのか?ただ、ハルクール賞ではないですね。
欧州の芝が得意な馬が、ジャパンカップダートに出走したら、どうなるんでしょうかね?ちょっと気にはなりますね。そういう挑戦に挑む意味が欧州側にあるのかどうかではありますがね。
2022/04/10 : ParisLongchamp ロンシャン競馬場
6レース – Prix d’Harcourt アルクール賞 2022
17h00
平地 – G2 – 130 000ユーロ – 2000m – 7頭
4歳以上
予想印
穴01 Sealiway M4 59 M. Barzalona
本02 Skalleti H7 58 M. Guyon
–03 Dawn Intello M5 57 G. Mossé
注04 Mare Australis M5 57 O. Peslier
単05 Mr de Pourceaugnac H5 57 H. Besnier
対06 Hurricane Dream H5 57 C. Soumillon
レース予想
先日エクスビュリ賞、本02Skalletiスカレッティが、2キロの斤量差と休み明けを割り引いても、単05Mr de Pourceaugnacミスタードゥプルソーニャックと対06Hurricane Dreamハリケーンドリームと横並びの一戦で、しかも3着に敗れたことが、衝撃的でしたね。
今回の相手は、凱旋門賞5着、チャンピオンステークス馬穴01Sealiwayシリウェイと長期休み明けとはいい、ガネー賞馬の注04Mare Australisメアオーストラリスという、強烈に相手強化。
叩いた分、本02Skalletiスカレッティが上と見たいし、穴01Sealiwayシリウェイはサウジカップで惨敗で帰国初戦。
注04Mare Australisメアオーストラリスは長期休養明け。
この2頭は、不安点があるが故のここ参戦で、レース感のためもありそうだ。
まずは、本02Skalletiスカレッティと好勝負した2頭を今回も相手にしておきたい。フロックというには、贅沢な相手の戦績もある為だ。
まず、単05Mr de Pourceaugnacミスタープルソーニャックは、昨年のG2コンセイユドパリ賞僅差2着馬。
けっして、ここで見劣りする戦績ではない。
対06Hurricane Dreamハリケーンドリームは、このG2クラスで勝ち負けしてる馬相手に、今年先着したのであって、相手2頭がそうであるなら、低い評価はできない。この馬自身も休み明けでしたしね。
ということで、斤量のことも考えると、前走の相手との斤量差が1キロ減る本02Skalletiを軸に考えたい。
レース結果
01着本02 Skalleti M. Guyon 2’08”73
02着穴01 Sealiway 3/4馬身
03着注04 Mare Australis アタマ
04着 03 Dawn Intello アタマ
05着単05 Mr de Pourceaugnac 単クビ
06着対06 Hurricane Dream 3.5馬身
レース展開
最後方追走の02Skalletiスカレッティ。
直線まで最後方の内でじっくりため、いざ直線。
ところが行き場がなく、右へ左へし、最後は、左から突き抜けて優勝。
これは、一枚力違いでした。
着差は僅差なんですがね。
血統
本02 Skalleti スカレッティは、グレイソヴリン系KENDARGENTケンダルジャン産駒。母父ボールドルーラーMUHAYMINムヘイミン。
25戦して18勝。桁違いの勝利数ですね。
こぼれ話
抜群の仔だしの母Skalletは、個人的に結構応援している馬でしたが、重賞は勝てませんでした。
2着はあるんですがね。同じレースで争った馬に、Pirikaピリカという馬がいるのですが、Pirikaピリカのほうが先着。
この馬社台の勝負服でした。ヴェルメイユ賞2着の実績もあります。
Skalletiの兄は、Skazino。
G1ロワイヤルオーク賞の2着馬。