G1レースになると同時に、距離は伸び、牝馬長距離G1と生まれ変わりました。
もともと、凱旋門賞より長い距離なので、ロワイヤルオーク賞との距離さが縮まり、そちらへの牝馬前哨戦にもなりました。
2018までは、2500mの古馬3歳混合牝馬G2でした。
2024 10 05 土曜 : Longchamp ロンシャン競馬場
7レース – Prix de Royallieu ロワイヤリュー賞 2024
17h00
平地 – G1 – 300 000ユーロ – 2800m – 15頭
3歳以上牝馬
予想印
対01 Term of Endearment 08 F5 59 A. Pouchin
–02 Sea Theme 01 F4 59 T. Marquand
消03 Rue Boissonade 14 F4 59 出走取消
–04 War Of Dance 02 F4 59 R. N. Valle
本05 Mistral Star 13 F4 59 C. Demuro
–06 Amneris 11 F4 59 R. Piechulek
–07 Ottery 10 F4 59 M. Barzalona
–08 One Evening 04 F5 59 K. Shoemark
–09 Thunder Roll 03 F4 59 D. B. McMonagle
–10 Caius Chorister 06 F5 59 J. W. Doyle
穴11 River of Stars 16 F5 59 T. Bachelot
単12 Grateful 07 F3 56 C. Soumillon
–13 Lily Hart 09 F3 56 Y. Take
–14 Rouge Sellier 12 F3 56 L. Morris
–15 Port Fairy 05 F3 56 R.-L. Moore
–16 Mosaïque 15 F3 56 M. Guyon
レース予想
Yorkshire Oaks ヨークシャーオークス最先着の4着、本05 Mistral Star ミストラルスター。
G2のPark Hill Stakes パークSを3着してきた、単12 Grateful グラットフル。
Prix Gladiateur グラディアトゥール賞で牡馬相手に最後まで粘った、穴11 River of Stars リヴァーオブスターズ。
穴11 River of Stars リヴァーオブスターズを破って、英G2のLillie Langtry Stakes リリーラングトリーSを勝った、対01 Term of Endearment タームオブエンダウメント。
レース結果
01着単12 Grateful C. Soumillon 3分03秒43
02着穴11 River of Stars 3/4馬身
03着本05 Mistral Star 1/2馬身
04着 09 Thunder Roll クビ
05着 14 Rouge Sellier クビ
06着 02 Sea Theme 短クビ
07着対01 Term of Endearment 1.25馬身
08着 08 One Evening 1.25馬身
09着 07 Ottery 1馬身
10着 10 Caius Chorister 1.75馬身
11着 13 Lily Hart 2.5馬身
12着 06 Amneris 2馬身
13着 16 Mosaïque 5馬身
14着 04 War Of Dance 20馬身
15着 15 Port Fairy 20馬身
レース展開
血統
12 Grateful グラットフルは、サドラーズウェルズ系ガリレオ産駒。母父ストームバード系BERNSTEIN バーンスタイン。
こぼれ話
2023 09 30 土曜 : Longchamp ロンシャン競馬場
6レース – Prix de Royallieu ロワイヤリュー賞 2023
16h37
平地 – G1 – 300 000ユーロ – 2800m – 14頭
3歳以上牝馬
予想印。
対01 Baiykara 04 F4 59.5 M. Guyon
–02 Poptronic 10 F4 59.5 S. James
–03 Diva Donna 03 F5 59.5 J. Moutard
–04 Alpenblume 02 F4 59.5 A. Pouchin
–05 La Mehana 09 F4 59.5 C. Demuro
–06 Mimikyu 05 F4 59.5 L. Dettori
–07 Sea Silk Road 08 F4 59.5 A. Lemaitre
本08 Melo Melo 06 F4 59.5 M. Barzalona
単09 Ottery 13 F3 56 B. Murzabayev
–10 Shamida 11 F3 56 C. D. Hayes
–11 Thunder Roll 14 F3 56 D. B. McMonagle
注12 Sumo Sam 07 F3 56 J. P. Spencer
–13 Rue Boissonade 12 F3 56 G. Mossé
穴14 Library 01 F3 56 S.-M. Levey
レース予想
まずは、ヴェルメイユ賞上位。このあたりの関係は、そう変わらなそうだ
2着の本08 Melo Melo メロメロ、3着の–07 Sea Silk Road シーシルクロード、4着–13 Rue Boissonade リューボワソナード。
Prix de Pomone ポモーヌ賞で、本08 Melo Melo メロメロと僅差だった、対01 Baiykara バイカラと、単09 Ottery オッテリー。
愛オークス3着の穴14 Library リブラリー。
最後にLillie Langtry Stakes リリーラングトリーSを圧勝した、注12 Sumo Sam スモーサン。
レース結果
01着 07 Sea Silk Road A. Lemaitre 2’57”06
02着 03 Diva Donna 3馬身
03着 05 La Mehana 1.5馬身
04着 13 Rue Boissonade 短クビ
05着 06 Mimikyu 1.75馬身
06着 04 Alpenblume アタマ
07着 10 Shamida 3/4馬身
08着 本08 Melo Melo クビ
09着 02 Poptronic 2馬身
10着 単09 Ottery アタマ
11着 11 Thunder Roll 2.5馬身
12着 対01 Baiykara 2馬身
13着 穴14 Library 3.5馬身
14着 注12 Sumo Sam 大差
レース展開
07 Sea Silk Road シーシルクロードは最後方に位置しました。
多頭数、ここから届くんですかね?の位置です。
逃げたのは、穴14 Library リブラリーと、続いて、対01 Baiykara バイカラでした。02 Poptronic ポップトロニックあたりも前でしたから、前組は全滅した感じになったわけですね。
3コーナーの頂点でも、07 Sea Silk Road シーシルクロードのルメートル騎手はあわてず騒がず最後方。
フォルスストレートに入っても、最後方の07 Sea Silk Road シーシルクロードは、外へ行かず、多頭数の馬群に突っ込んでいきます。
そして直線。外側からジワジワと伸びてきます。脚は溜まっている模様。
圧倒言う間に先頭に躍り出ると、1頭別次元の加速で他の馬を突き放しました。圧勝。
血統
07 Sea Silk Road シーシルクロードは、ダンジグ系シーザスターズ産駒。母父サドラーズウェルズ系キングジョージ馬のドワイエン。母は独2200G3を3着したORIENTAL MAGIC オリエンタルマジック。
こぼれ話
本08 Melo Melo メロメロはともかく、ヴェルメイユ賞上位馬が来たということでした。1着07 Sea Silk Road シーシルクロードと、4着13 Rue Boissonade リューボワソナード。本08 Melo Melo メロメロには、血統的に、もしかしたら、長かったのかもしれませんね。父が、ガリレオのラインのグレンイーグルスで、グレンイーグルス自体マイラーですし、母系もヌレイエフですしね。
2022 10 01 土曜 : Longchamp ロンシャン競馬場
3レース – Prix de Royallieu ロワイヤリュー賞 2022
14h36
平地 – G1 – 300 000ユーロ – 2800m – 10頭
3歳以上牝馬
予想印
注01 Jannah Flower F4 59 S. Pasquier
穴02 Love Child F4 59 M. Barzalona
本03 Verry Elleegant F7 59 M. Zahra
対04 Sea la Rosa F4 59 T. Marquand
–05 Control Tower F5 59 C. Demuro
–06 Queen Trezy F3 56 C. Soumillon
–07 Sea The Sky F3 56 M. Guyon
単08 Emily Dickinson F3 56 R.-L. Moore
–09 Perotan F3 56 Y. Take
–10 Ottilien F3 56 O. Peslier
レース予想
ショードネー賞で人気になりそうなDuke de Sessa デュークドゥセッサの僅差4着に好走した–09 Perotan パロタン。
武騎手の騎乗で、ここは、馬場の状態を確かめるチャンスとなりそうですね。
まずは、フォワ賞の3着馬、本03 Verry Elleegant ヴェリーエレガントは、豪州馬。そろそろ、場慣れと、体調上昇で本領発揮か?牝馬限定ですしね。
前哨戦のポモーヌ賞からは、
1着対04 Sea la Rosa シーラローザ
2着穴02 Love Child ラヴチャイルド
4着注01 Jannah Flower ジャンナフラワー
の僅差3頭甲乙つけがたし。
セントレジャー挑戦で勝馬からの僅差4着単08 Emily Dickinson エミリーディッキンソンも楽しみな存在だ。
レース結果
01着 対04 Sea la Rosa T. Marquand 3’13”76
02着 注01 Jannah Flower 1馬身
03着 10 Ottilien アタマ
04着 単08 Emily Dickinson クビ
05着 対07 Sea The Sky アタマ
06着 09 Perotan 1.5馬身
07着 本03 Verry Elleegant 1.5馬身
08着 06 Queen Trezy 2.5馬身
09着 穴02 Love Child 1.75馬身
10着 05 Control Tower 1.25馬身
レース展開
10 Ottilien オッティリアンがグイグイ逃げます。
登坂でペースが落ち、最後の脚を残しつつ、こんどはゆっくり下ってきます。
先頭にいた10 Ottilien オッティリアンと、対04 Sea la Rosa シーラローザの2頭の叩きあい。
これに、直線最後方付近から外に持ち出し、追って追って追って伸びてきた注01 Jannah Flower ジャナーフラワー。
結局抜けたのは、対04 Sea la Rosa シーラローザで、内で粘りこんだ10 Ottilien オッティリアンと差した注01 Jannah Flower ジャナーフラワーの2着争いとなりました。
血統
対04 Sea la Rosa シーラローザは、ダンジグ系シーザスターズ産駒。母父は、ニジンスキー系エルナンド。
母は、2000mのリステッド、リオンダンジェ大賞勝馬ソーホーローズ。
こぼれ話
今年のロワイヤリュー賞、キャドラン賞ともに、ダンジグ系の種牡馬が、制しました。サドラーズ系の短距離馬と、ダンジグ系の長距離馬の出現で、もう、サドラーズウェルズ系と、ダンジグ系という言葉は、あまり意味を成さなくなってきたのかもしれませんね。その次の世代分類に変わったと思われます。サンデーサイレンス系という単語も、サンデーサイレンスとサドラーズウェルズの年齢差を考えれば、あと5年もすれば、同じような状態になってきそうですね。