最終的には、2400mのG1パリ大賞目標のレースになるが、その前哨戦であるG3のリス賞を目指す組である。
2023/05/01 日曜 : ParisLongchamp ロンシャン競馬場
3レース – Prix de l’Avre アヴル賞 2023
14h33
平地 – Listed Race – 55 000ユーロ – 2400m – 6頭
3歳
予想印
–01 Sirjan 03 M3 58 C. Lecoeuvre
注02 Karburan 04 H3 58 F. Veron
単03 Back To Black 05 M3 58 O. Murphy
本04 Rubis Vendôme 06 M3 58 A. Crastus
対05 Winter Pudding 02 M3 58 M. Guyon
穴06 Cte d’Escarbagnas 01 M3 58 B. Murzabayev
レース予想
リステッドのPrix François Mathet フランソワマテ賞出身馬が3頭。
２着 対05 Winter Pudding ウィンタープディング
３着 単03 Back To Black バックトゥーブラック
４着 穴06 Cte d’Escarbagnas セットデスカルバニャ
この３頭は僅差だった。
他、クラス２を勝った、注02 Karburan カルブラン。
しかし、格手的に、G3のPrix Noailles ノアイユ賞を好走した、本04 Rubis Vendôme ルビヴァンドームが最右翼ですかね。
レース結果
01着対05 Winter Pudding M. Guyon 2’38”69
02着本04 Rubis Vendôme 1.75馬身
03着 01 Sirjan ハナ
04着単03 Back To Black クビ
05着穴06 Cte d’Escarbagnas 短クビ
06着注02 Karburan アタマ
レース展開
対05 Winter Pudding ウィンタープディングが逃げて登っていきます。スローで、すね。
次は、01 Sirjan シルジャンが続き、大きな差はないものの、本04 Rubis Vendôme ルビヴァンドームが最後
方。
直線に入ると、本04 Rubis Vendôme ルビヴァンドームが外へ持ち出して、追い出しますが、前も余力十分。
一つ前すら、なかなかつかまりません。
最後の最後に伸びてきますが、前止まらず。対05 Winter Pudding ウィンタープディングは、そのままの脚色で、寄せ付けず完勝でした。
本04 Rubis Vendôme ルビヴァンドームは、最下位人気だったんですね。このあたり、人気になるとふんで、敬遠されたか？フランスらしいのかもしれません。
血統
対05 Winter Pudding ウィンタープディングは、ストームバード系SEAHENGE シーヘンジ産駒。SEAHENGE シーヘンジは、G2シャンパーニュSを勝ち、G1デュハーストSでは3着でした。
母父ダンジグ系IRON MASK アイアンマスク。IRON MASK アイアンマスクは、G3アランベール賞を勝ち、シンガポールのクリスフライヤースプリントを勝っていうます。
こぼれ話
2022/05/01 日曜 : ParisLongchamp ロンシャン競馬場
2レース – Prix de l’Avre アヴル賞 2022
13h58
平地 – LR – 55 000ユーロ – 2400m – 6頭
3歳
出走取消 : 4
予想印
–01 Born With Wings 04 H3 58 H. Journiac
対02 Ardakan 07 M3 58 C. Lecoeuvre
穴03 Tyrolo 05 H3 58 C. Demuro
消04 Le Scorp 01 M3 58 Non-partant
本05 Hafit 06 M3 58 M. Barzalona
単06 Martel 02 M3 58 M. Guyon
–07 She’s Cosmic 03 F3 56.5 S. Ruis
レース予想
取消1頭04Le Scorp ルスコープ。
イタリアの重賞級を勝ち上がってきた対02Ardakan アルダカン。
2連勝後、G1では打ち返された単06Martel マルテル。
英G3僅差3着の本05Hafit ハフィット。
3連続連帯中ではあるが、500万下クラスのようなところで、2着に敗れた穴03Tyrolo ティロロ。
レース結果
01着単06 Martel M. Guyon 2’34”48
02着対02 Ardakan 3/4馬身
03着本05 Hafit アタマ
04着 01 Born With Wings 短クビ
05着 07 She’s Cosmic クビ
レース展開
2列目の内を進む06 Martel マルテル。
良い馬そろうレースですし、圧倒したわけではないですが、そうした中でキッチリ伸びて、06 Martel マルテルは4戦3勝としました。
前走は、G1のクリテリウム・ド・サンクルーで完敗でしたが、立て直し、ここをきっちり勝って、次向かうことになりました。
血統
父はサドラーズウェルズ系フランケル。母 LADY OF SHAMROCK レディオブシャムロックは、米G1デルマーオークスとG1アメリカンオークスの勝馬で、超良血。
こぼれ話
以前なら、アヴル賞から、G3リス賞、G1パリ大賞2400という路線が規定だったと思いますが、距離短縮の流れに、このレースは、ある意味パリ大賞とは別路線になりました。
とはいっても、そこ経由してもいいわけですが。
しかし、再び、この路線が復活。
ここ使うのなら、そのあと、どこへ経由していったとしても、ニエル賞から凱旋門賞という流れが、このメンバーには自然。もっとも、凱旋門賞は厳しいと踏めば、凱旋門賞後のコンセイユドパリ賞などを経由して、来年、また再度凱旋門賞を目指すこともできますし、もっと長い所だけを使ってゆくこともできるでしょうしね。
でも、フランケル産駒でここを使うのであれば、目指すところは、凱旋門賞でしょうねえ。
お母さんLADY OF SHAMROCKレディシャムロックは、シーザリオの7年後にアメリカンオークスを勝っている馬です。
