知る限り、G3でこれだけの長距離は他になかったような。
それだけに、名物レースです。4400ですからね、障害レースなみです。しかも速歩という脚のハンデがあります。
2022 10 23 日曜 : Caen カン競馬場
8レース – Prix de la Ville de Caen カン市賞 2022
15h32
速歩 – G3 – 80 000ユーロ – 4400m – 18頭
5-10歳
予想印
–01 Flaubert Gédé H7 4400 A. Lhérété
–02 Déesse Saint Bar F9 4400 G. Martin
–03 Cléa Miquellerie F10 4400 Y. Lebourgeois
–04 Goéland d’Haufor (E1) H6 4400 G. Guilbert
–05 Concerto Cointerie H10 4400 P. Toutain
–06 Divine Monceau F9 4400 F. Lagadeuc
–07 Emeraude de Bais F8 4400 B. Goetz
単08 Belker M6 4400 N. Bazire
対09 Hatchet Man M5 4425 A. Barrier
–10 Equinoxe M8 4425 J. Bruneau
–11 Flore de Janeiro F7 4425 G. Blandin
–12 Gangster du Wallon M6 4425 D. Lecroq
–13 Dexter Chatho (E1) H9 4425 Ch. Bigeon
–14 Carioca de Lou H10 4425 L. Abrivard
–15 Hirondelle du Rib F5 4425 J.-L. Cl. Dersoir
本16 Delfino M9 4425 M. Mottier
穴17 Fakir du Lorault M7 4450 F. Lecanu
–18 Fire Cracker H7 4450 S. Ernault
レース予想
久々ですが、先日スーパーG2を使っていた、本16 Delfino デルフィノ。G2夏賞とはいえ、G1級の馬が出走するレース。
しかも、今回ハンデは25mのみ。
先日G1でも好走した、対09 Hatchet Man アチェットマン。この馬も25ハンデで出走できます。
前スタート組では、このところ好調で、名前の出る機会の多い単08 Belker ベルケール。前スタートの最後番という、セオリーの位置取り。
最後に、G2クラスでも勝負してきた穴17 Fakir du Lorault ファキールデュロロー。ここは相手が違うので、前へ上がっての好走を期待。
ネームバリューの高い馬を選んでみたが、さてさてどういう結果ですかね。
レース結果
01着 本16 Delfino M. Mottier 1’14”4
02着 穴17 Fakir du Lorault 1’14”2
03着 06 Divine Monceau 1’15”1
04着 対09 Hatchet Man 1’14”8
05着 01 Flaubert Gédé 1’15”2
06着 05 Concerto Cointerie 1’15”3
07着 07 Emeraude de Bais 1’15”4
08着 03 Cléa Miquellerie 1’15”4
09着 10 Equinoxe 1’15”2
10着 単08 Belker 1’16”0
11着 12 Gangster du Wallon 1’15”5
着外 04 Goéland d’Haufor -
着外 11 Flore de Janeiro -
着外 13 Dexter Chatho -
着外 14 Carioca de Lou -
失格 02 Déesse Saint Bar -
失格 15 Hirondelle du Rib -
失格 18 Fire Cracker -
レース展開
大量の車が留めてある駐車スペースを横目に馬がスタートしていくのを見ると、ああ、車社会のフランスであるなと思いますね。日本なら、車も自転車も置き場はありますが、コースわきの多数の駐車場は、パッとイメージ付かないですからね。
日本の観客数が多いこともそうですが、なにしろ、競馬場の数が10倍以上も、日本より広く、日本の半分の人口の国にあることだけでも、文化の違いを感じます。
前スタートの馬が前半前につけていきます。
後方スタートでは、スローな展開の中、後方スタート組では、18 Fire Cracker ファイヤークラッカーが出ていきます。
このクラスではもう、おなじみの馬ですが、このレースの先頭を奪い、引っ張ります。
徐々に後方から上げてきて、外2番手にいるのが、穴17 Fakir du Lorault ファキールデュロロー。
また、これらを交わして、後方スタートの対09 Hatchet Man アチェットマンも上がっていきます。
このあたり、このクラスでは、おなじみの名前になりました。
徐々に、ついて行けず遅れる馬と、上がっていく馬が、内外に分れていく、超長距離戦。
3コーナーで有力の18 Fire Cracker ファイヤークラッカーが消え、スルスル上がってきていた本16 Delfino デルフィノが2番手に上がっています。
最終コーナーは、対09 Hatchet Man アチェットマンを本16 Delfino デルフィノが交わして堂々の先頭での直線入り。
対09 Hatchet Manも粘って4着死守し、穴17 Fakir du Loraultも二番手そのまま確保。
前スタート組では、唯一06 Divine Monceau ディヴィヌモンソーが3着に入りました。
血統
本16 Delfino デルフィノは、SPEEDY BLUE スピーディブルー産駒。スピーディブルーは4歳選抜の勝馬です。