日本で言えば、桜花賞トライアルのチューリップ賞にあたる。
意外と、このレースから、本番がつながっていないイメージ。
このところでは、Golden Lilacゴールデンライラックが最右翼だった感じかな。
この馬は、ディアヌ賞も勝っている。
他、ディープインパクト産駒のBeauty Parlourビューティパーラー。
Beauty Parlourは、ディアヌ賞は2着だった。
圧倒的なのは、このレースが3戦目だったZarkavaザルカヴァ。
この後、凱旋門賞までスミヨンとともに駆け上がることになる。
ユームザインという凱旋門賞2着2度で、香港ヴァーズまで勝っている馬が相手であったから、弱い相手と戦ったわけではない。
2024/04/14 : ParisLongchamp ロンシャン競馬場
4レース – Prix de la Grotte グロット賞 2024
15h50
平地 – G3 – 80 000ユーロ – 1600m – 9頭
3歳牝馬
予想印
単01 Candala 04 F3 57 M. Barzalona
注02 Monteille 05 F3 57 A. Pouchin
本03 Rose Bloom 08 F3 57 S. Pasquier
–04 Sparkling Plenty 02 F3 57 M. Grandin
–05 Nevercry 06 F3 57 A. Lemaitre
–06 Minoushka 03 F3 57 C. Soumillon
対07 Tulipa Chope 01 F3 57 T. Bachelot
穴08 Julica 07 F3 57 J. W. Doyle
–09 Cetera 9 F3 57 M. Guyon
レース予想
Prix Marcel Boussac マルセルブーサック賞で、離されたとはいえ、2着した、本03 Rose Bloom ローズブルーム。
昨秋、Prix des Reservoirs レゼルヴォワール賞を勝った、対07 Tulipa Chope テュリパショップ。
ここまで2強。
これに、Critérium du Languedoc クリテリウム・ラングドックで立て直した、穴08 Julica ジュリカ。
新馬快勝の、単01 Candala カンダラ。
G3Prix Miesque ミエスク賞3着した、 注02 Monteille モンテイユ。
レース結果
01着単01 Candala M. Barzalona 1分44秒21
02着 06 Minoushka 短クビ
03着対07 Tulipa Chope 1馬身
04着 09 Cetera ハナ
05着 04 Sparkling Plenty クビ
06着穴08 Julica 1.25馬身
07着本03 Rose Bloom 3/4馬身
08着注02 Monteille 1.25馬身
09着 05 Nevercry 1.5馬身
レース展開
後ろ目から行った単01 Candala カンダラ。
のこり350mぐらいから追い始め、最後の最後で、隣で伸びていた06 Minoushka ミヌーシュカを差して勝利。
連勝で重賞制覇となりました。
血統
01 Candala カンダラは、サドラーズウェルズ系フランケル産駒。母父ネイティヴダンサー系ダラカニ。
こぼれ話
2023/04/17 : ParisLongchamp ロンシャン競馬場
5レース – Prix de la Grotte グロット賞 2023
16h25
平地 – G3 – 80 000ユーロ – 1600m – 9頭
3歳牝馬
予想印
対01 Lindy 05 F3 57 C. Demuro
–02 Prija 08 F3 57 A. Pouchin
–03 Palerma 02 F3 57 O. Peslier
–04 Préciosité 09 F3 57 A. Crastus
注05 Paz 03 F3 57 S. Pasquier
–06 Oujda 04 F3 57 T. Bachelot
穴07 Autumn Starlight 07 F3 57 C. Soumillon
単08 Algolia 01 F3 57 M. Guyon
本09 Blue Rose Cen 06 F3 57 A. Lemaitre
レース予想
新馬圧勝から2連勝の、単08 Algolia アルゴリア。
マルセルブーサック賞を勝ち2歳牝馬女王に圧勝で就いた、本09 Blue Rose Cen ブルーローズセン。
G1で、相当強かったですからね。
昨秋、ボルドー、トゥールーズのクリテリウム・デュ・ラングドッグと3連勝で勝ち上がってきた、対01 Lindy ランディ。
リステッドのラカマルゴ賞を僅差で制し、スミヨン配した、穴07 Autumn Starlight オータムスターライト。
新馬、500万下クラスに相当するレースを無敗連勝してきた、注05 Paz パズ。
レース結果
01着本09 Blue Rose Cen A. Lemaitre 1分45秒07
02着対01 Lindy 1.5馬身
03着 03 Palerma 1.75馬身
04着 02 Prija 短クビ
05着穴07 Autumn Starlight 1.5馬身
06着単08 Algolia 3/4馬身
07着 04 Préciosité 短クビ
08着注05 Paz 5馬身
09着 06 Oujda 1.5馬身
レース展開
スルスルっと前に出た本09 Blue Rose Cen ブルーローズセン。
直線に入ると、じわじわ後続を引き離し、最後は、2着馬対01 Lindy リンディに1馬身半差をつけて、力の違いを見せました。
血統
本09 Blue Rose Cen ブルーローゼセンは、サドラーズウェルズ系チャーチル産駒。母父ダンジグ系JEREMY ジェレミー。
母QUEEN BLOSS クイーンブロスは、愛G3パークエクスプレスSと、米G3サンタバルバラハンデの勝馬。
こぼれ話
2022/04/17 : ParisLongchamp ロンシャン競馬場
4レース – Prix de la Grotte グロット賞 2022
15h50
平地 – G3 – 80 000ユーロ – 1600m – 9頭
3歳牝馬
予想印
本01 Raclette F3 57 O. Peslier
単02 Times Square F3 57 M. Guyon
–03 Batz F3 57 C. Demuro
–04 Daisy Maisy F3 57 G. Benoist
対05 Rosacea F3 57 M. Barzalona
穴06 Mangoustine F3 57 G. Mossé
–07 Acer Alley F3 57 C. Soumillon
–08 Gregarina F3 57 S. Pasquier
–09 Nadette F3 57 I. Mendizabal
レース予想
まずは、2戦2勝で、4馬身差圧勝だった本01Racletteラクレット。
今回は、フランケル産駒で、血統背景も母Emollientは米G1の4勝馬で、抜けた存在。
相手になりそうなのは、3連勝で重賞ウィナーになった対05Rosaceaロザセア。
良い脚で差し切っており、楽しみな存在だ。
昨秋の大一番、マルセルブーサック賞の2着馬単02Times Squareタイムズスクエア。
父はサンクルー大賞馬のZarakザラックである。すなわち、祖母がこのレースの勝馬Zarkavaザルカヴァなのである。
最後に、無敗の3勝馬穴06Mangoustineマンゴスチン。
レース結果
01着対05 Rosacea M. Barzalona 1分38秒’58
02着 04 Daisy Maisy 半馬身
03着穴06 Mangoustine 1.25馬身
04着 07 Acer Alley 1.25馬身
05着 09 Nadette 短アタマ
06着 03 Batz 1.25馬身
07着単02 Times Square アタマ
08着本01 Raclette 短アタマ
09着 08 Gregarina 1.25馬身
レース展開
3番手追走していた04Daisy Maisyデイジーメイジーが残ってますからね。
最後方から差し切った05対Rosaceaロザセアの脚恐るべしですかね。
豪脚で、重賞2連勝。
血統
05対Rosaceaロザセアは、サドラーズウェルズ系ソルジャーフォロー産駒。母父ミスタープロスペクター系ザミンダー。
ザミンダーの父ゴーンウエストは、セクレタリアトの血を曳きますし、ザミンダーは、それに、ザミンストレルの血を曳きます。ザミンダーは名前の音が、ザミンストレルの系譜であることを連想させますね。
こぼれ話
英愛に比べても、仏はいろんなところから、いろんな血統の馬が出てくる感じがしますね。
日本は、どこかしらにサンデーの血がという血統が多くなっている気がしますが、フランスでは、いろんな血統から、急に突然強いのが現れ出るイメージがありますね。
セン馬ですが、シリュスデゼグルであったり、ダービー馬ソノワ(サオノワ)であったり、この馬とも近いですが、ザミンダー産駒のザルカヴァであったりね。
Rosaceaロザセアも、なかなかフランスでは見ない、ごぼう抜きな勝ちっぷりだったような気がします。