リステッドクラスの2400m戦は、長距離馬が出走することも多い。
長距離戦線だけであると、選択肢が限られてしまうからだ。
4000mを走る馬のイメージあるMille et Milleミッレミルは、1勝2着1回をこのレースで挙げている。
かと言って、2400得意で凱旋門賞も出走しているSilverwave シルヴァーウェーヴなんかもここに出走している。
23/05/20 土曜 : Lyon-Parilly リヨン・パリイ競馬場
2レース – Prix Bedel ブデル賞
17h17
平地 – Listed Race – 52 000ユーロ – 2400m – 9頭
4歳以上
予想印
本01 Goya Senora 02 H7 59 C. Lecoeuvre
–02 Mika d’O 08 H5 59 A. Pouchin
対03 Skazino 05 H7 59 M. Grandin
–04 Vert Liberté 03 H5 57 T. Bachelot
単05 Fénelon 01 H5 57 S. Pasquier
–06 Opasan 04 M6 57 V. Janacek
–07 Dato 09 M7 57 E. Hardouin
穴08 Sabio Cen 07 M4 57 A. Lemaitre
注09 Alpenblume 06 F4 55.5 C. Demuro
レース予想
ドーヴィル大賞3着ですが、これは少頭数。出世レースのロールセイムール賞3着の、単05 Fénelon フェヌロン。
勝馬には離されたが、暮れの長距離リステッドのヴュルカン賞3着の、注09 Alpenblume アルペンブリュム。
敗れたとはいえ、G1戦だった、穴08 Sabio Cen サビオセン。
G2ケルゴルレイ賞馬、本01 Goya Senora ゴヤセニョラ。
曲者集まるデフィシリーズのカーニュ戦で勝ってきた–02 Mika d’O ミカド。
勝ち切れないが、G1連帯も果たしている、対03 Skazino スカジノ。
曲者だらけの一戦。
レース結果
01着 単05 Fénelon S. Pasquier 2’34”51
02着 06 Opasan 1.25馬身
03着 04 Vert Liberté 半馬身
04着 02 Mika d’O 短アタマ
05着 対03 Skazino 半馬身
06着 本01 Goya Senora クビ
07着 注09 Alpenblume 2馬身
08着 07 Dato 4馬身
09着 穴08 Sabio Cen 30馬身
レース展開
好スタートから前に行った単05 Fénelon フェネロン。ただ、抑えて抑えてですね。
さらに抑えきって、内にいるまま、5番手6番手まで下がります。
直線はあっという間に先頭に立つと、他の馬が近づけば、さらに伸びて快勝。離されたとはいえ、G2のドーヴィル大賞3着馬。ここは、違いを見せましたね。
血統
単05 Fénelon フェネロンは、ダンジグ系ファストネットロック産駒。母父サドラーズウェルズ系ガリレオ。母は米G3を2勝。伯父にイスパーン賞馬のメクタールがいます。
こぼれ話
22/05/07 土曜 : Lyon-Parilly リヨン・パリイ競馬場
5レース – Prix Bedel バデル賞
14h15
平地 – Listed Race – 52 000ユーロ – 2400m – 9頭
4歳以上
リステッドクラスの2400m戦は、長距離馬が出走することも多い。
長距離戦線だけであると、選択肢が限られてしまうからだ。
4000mを走る馬のイメージあるMille et Milleミッレミルは、1勝2着1回をこのレースで挙げている。
かと言って、2400得意で凱旋門賞も出走しているSilverwave シルヴァーウェーヴなんかもここに出走している。
予想印
–01 Bel Aristo H4 57 S. Pasquier
対02 Darzan H4 57 C. Soumillon
単03 Narcos M5 57 M. Forest
–04 Good Question H7 57 F. Blondel
–05 Jo Pickett H5 57 A. Orani
穴06 Timour M4 57 M. Guyon
–07 Lord Achilles M5 57 A. Lemaitre
–08 Opasan M5 57 V. Janacek
本09 Coeur Macen F5 55.5 C. Demuro
レース予想
昨秋から使い続けているが、そこは見せておらず、いつもそれなりの本09Coeur Macen クーマソン。
マンデューロ産駒。
グレンイーグルス産駒の、穴06Timour ティムールに先着経験のある単03Narcos ナルコス(アノダン産駒)と対02Darzan ダルザン(ルアーヴル産駒)。この2頭も同斤量で勝っており、ここでは優勢。
大物が出てくる年と、小粒な年があるが、今年は小粒なメンバー構成だ。
レース結果
01着 本09 Coeur Macen C. Demuro 2’34”36
02着 08 Opasan 半馬身
03着 単03 Narcos アタマ
04着 07 Lord Achilles 短アタマ
05着 05 Jo Pickett 2馬身
06着 穴06 Timour 短クビ
07着 01 Bel Aristo 2.5馬身
08着 04 Good Question 2馬身
09着 対02 Darzan 17馬身
レース展開
2400ですから、明らかに、スローの展開ですね。
単03Narcos ナルコスの逃げ。
いったん縦長になりつつ居場所が決まるとスローの2列縦隊で。
3コーナーからですね。
オートゥイユの様に、そのあたりから一気の加速が始まると、最後方から一気の差し切りを決めた本09Coeur Macen カーマサンの勝利。これは、他の馬が前残りの雰囲気でしたので、一枚力違いだったようですね。
なだれ込むなか、最後方を内から距離ロスなく伸びた08Opasan オパサン2着。
逃げた単03Narcos ナルコスは3着に残しました。
血統
本09Coeur Macen カーマサンは、ヌレイエフ系シユーニ産駒。母父ミスタープロスペクター系ケンタッキーダイナマイト。母母父が、チェロキーランなので、レッドゴッド系ですが、アメリカっぽい血統ですね。
でも、母デシジオンはフランスの馬です。
こぼれ話
勝馬の馬名。coeurですが、この発音が難しい。
おそらく、発音はクールとなっていることが多いと思うんですが、何度聞いてもクの音は聞こえずカーに聞こえるんですね。
そもそも、カタカナに当てはめるのが間違い。
そうはいいますがね。
やっぱり、カタカナ化しておいて、それに、でも、そうは言ってもこういう音って感じにしておかないと、覚えておけない。
coeurは、個人的に覚えにくい、カタカナ化しにくい代表選手のような気がしてます。
人によって、耳の能力のちがいもあるだろうから、これを覚えずらいというのは、自分だけかもしれません。
ま、それでも、いいじゃないですか、自分だけが覚えにくい音っていうことで、coeur(心)という単語を覚えられているわけですから!!