クロスカントリーの7300mと、グランドナショナルより少し長い超長距離クロスカントリー戦。世界最長障害レースである。
2024/05/09 木曜 : Le Lion-d’Angers リオン・ダンジェ競馬場
7レース – France Sire Prix Anjou-Loire Challenge
19h45
クロスカントリー – Listed Race – 100 000ユーロ – 7300m – 12頭
6歳以上
予想印
対01 Ever Forget Me H10 68 A. Orain
–02 Iquem d’Erable H6 68 L.-P. Bréchet
注03 Harry Brown H7 68 M. Chailloleau
–04 Hawax H7 68 T. Journiac
穴05 Espoir H10 68 D. Lecomte
–06 Elcond’Or Forlonge H8 68 C. Lefebvre
–07 Chez Pédro H12 68 S. Paillard
注08 Forza Conti F9 66 K. Dubourg
–09 Hermine Allen F7 66 D. Thomas
本10 Miss Laura F9 66 T. Beaurain
–11 Etoile du Pilori F7 66 M. Duchêne
単12 Hello de Sivola F7 66 O. Jouin
レース予想
今年も、やってきました、世界最長クロス。
昨年3着だった、穴05 Espoir エスポワールをきっちり破ってきた、本10 Miss Laura ミスローラ。
前走、ここリオンで圧勝してきた、対01 Ever Forget Me エヴァーフォーゲットミー。
同レース3着だった、単12 Hello de Sivola ヘロードゥシヴォラは、斤量1キロ有利になって、ここ前進。
同じ前走2着の、注03 Harry Brown ハリーブラウン。
前哨戦勝の、注08 Forza Conti フォルツァコンティ。
レース結果
01着対01 Ever Forget Me A. Orain 10分48秒0
02着単12 Hello de Sivola 1.5馬身
03着注08 Forza Conti 8馬身
04着本10 Miss Laura 3/4馬身
05着注03 Harry Brown 15馬身
06着 04 Hawax 2.5馬身
07着 02 Iquem d’Erable 6馬身
08着 11 Etoile du Pilori 8馬身
09着 09 Hermine Allen 2.5馬身
落馬穴05 Espoir -
落馬 06 Elcond’Or Forlonge -
落馬 07 Chez Pédro -
レース展開
夕日の当たる競馬場を、スタートしていく各馬たち。
ここは、むつかしい障害というより、距離といった感じですからね。
1弾で行きますが、対01 Ever Forget Me エヴァーフォーゲットミーはずっと後方追走でした。
残りが5つ6つの障害までたどり着くと、一気に前へ進出した対01 Ever Forget Me エヴァーフォーゲットミー。
そして、名物の左奥の丘を登っていきます。
先頭で下ってくると、直線は、迫る単12 Hello de Sivola ヘロードゥシヴォラを振り切って優勝。全9章の内、ここで4勝と得意の競馬場。アンジュー・ロワール・チャレンジは、初出走初優勝。
血統
対01 Ever Forget Me エヴァーフォーゲットミーは、サドラーズウェルズ系NIDOR ニドール産駒。母父ネヴァーベンド系RIVERQUEST リヴァークエスト。母系は、プリンスローズ系とか、ベンドア系とか、セントサイモン系とか、テディ系とか、とにかく、渋い血統の馬であることは間違いないですね。父系も、ブランドフォード系、セントサイモン系、フェアウェイ系などなど。
こぼれ話
2023/05/18 木曜 : Le Lion-d’Angers リオン・ダンジェ競馬場
5レース – France Sire Prix Anjou-Loire Challenge
18h49
クロスカントリー – Listed Race – 100 000ユーロ – 7300m – 10頭
6歳以上
予想印
本01 Bingo de l’Aunay H8 68 T. Beaurain
対02 Shawinigan H6 68 J.-S. Lebrun
単03 Harry Brown H6 68 F. de Giles
–04 Espoir H9 68 R. Julliot
穴05 Butterfly du Mou H12 68 J. Charron
–06 Saint Dubawi H6 68 A. de Chitray
–07 Côte Fleurie F7 66 E. Bureller
–08 Havanea F6 66 L.-P. Bréchet
–09 Kap My Sun F7 66 A. Nail
–10 Hermine Allen F6 66 D. Thomas
レース予想
クラス1完勝の本01 Bingo de l’Aunay ビンゴドゥロネイ。
リオンダンジェ前哨戦勝った、対02 Shawinigan シャウィニガンと、2着、単03 Harry Brown ハリーブラウン。
昨年の2着馬、穴05 Butterfly du Mou バtクァフライデュム。
レース結果
01着対02 Shawinigan J.-S. Lebrun 8分06秒43
02着本01 Bingo de l’Aunay 3.5馬身
03着 04 Espoir 5.5馬身
04着 07 Côte Fleurie 4馬身
05着 09 Kap My Sun 短クビ
06着単03 Harry Brown 7馬身
07着 10 Hermine Allen 5.5馬身
落馬穴05 Butterfly du Mou -
中止 06 Saint Dubawi -
落馬 08 Havanea -
レース展開
序盤に落馬が出ますが、他淡々と進んでいくレースは長丁場。
ここは、その長さと、左奥の丘が名物というべきか。
ここをうまく下ってきた、対02 Shawinigan シャウィニガン。同じく、本01 Bingo de l’Aunay ビンゴドゥロネイであるが、いかんせん、逆転するには少々間が空いた。
詰めてきたが、3馬身半ほど間は詰まらず。
目立つ成績ではなかったのですが、この馬前走で、この競馬場で勝利。リオンダンジェとの相性は抜群ということか。
血統
対02 Shawinigan シャウィニガンは、障害ダービーであるフェルディナン・デュフォーレ賞2着馬KAPGARDE カップガルド産駒。ネヴァーベンド系。・・・の2着馬血統は、本当にフランスに多い。フランス文化の真骨頂といえますね。
その父は、ガルドロワイヤル。
母父は、これまた、障害馬に多い、ストームバード系SAGEBURG セージバーグ。イスパーン賞馬であるが、G1馬というより、無事これ名馬な印象。
母母父にも、LOUP SOLITAIRE ルーソリテールの名前が並ぶが、これまた、G1でエリシオの2着がある。エリシオは、ポップロックの父でもあるので、日本でもおなじみではありますね。
そして、ポップロックの血が、東欧でも平地走ってます。
こぼれ話
2022/05/26 木曜 : Le Lion-d’Angers リオン・ダンジェ競馬場
5レース – France Sire Prix Anjou-Loire Challenge
18h36
クロスカントリー – Listed Race – 100 000ユーロ – 7300m – 10頭
6歳以上
予想印
穴01 Mon Prestige H9 68 J. Reveley
–02 Début de Printemps H9 68 R. Julliot
単03 Bomari H11 68 A. Nail
本04 Butterfly du Mou H11 68 O. Jouin
–05 Chez Pédro H10 68 L.-P. Bréchet
対06 Otchoa Rouge H7 68 F. de Giles
–07 Blason d’Or H11 68 C. Lefebvre
–08 Doux Dingue H9 68 S. Paillard
レース予想
昨年の2着馬にして一昨年3着の本04Butterfly du Mou バタフライデュム。
これに僅差だった対06Otchoa Rouge オチョアルージュ。
クランでは、対06Otchoa Rouge オチョアルージュに先着した単03Bomari ボマリ。
相手なりの好成績続く01Mon Prestige モンプレスティージュもスタミナ持てば、通用しそうだ。
レース結果
01着 02 Début de Printemps R. Julliot
02着本04 Butterfly du Mou 10馬身
03着 05 Chez Pédro 3馬身
04着 08 Doux Dingue 6馬身
中止穴01 Mon Prestige -
落馬単03 Bomari -
落馬対06 Otchoa Rouge -
中止 07 Blason d’Or -
レース展開
常の様に距離持つために、スローに展開していきます。
左奥の上り下りで、常のレースと違うことが分かります。
人気の一角単03Bomari ボマリのつまずき失格で、レースが動き始めます。
スタミナを奪うように作られた、登り、下り、バンケット、水濠を超え、淡々とレースは進んでいきます。
2頭目の失格は、もう一頭の人気馬の06Otchoa Rouge オチョアルージュでした。
これで、1番2番人気が消えました。
3度目の丘越えを越えると、置く深くへ向かい、上位が絞られはじめます。
02Début de Printemps デビュードゥプラントンと、04Butterfly du Mou バタフライデュムーがならんで先頭。
徐々に02Début de Printemps デビュードゥプラントンは突き放し、優勝しました。
血統
02Début de Printemps デビュードゥプラントンは、サドラーズウェルズ系アイリッシュウェルズ産駒。
母父、ニジンスキー系カドゥーダル。障害では、有名な種牡馬になりました。
2400時代のG2オカール賞勝馬です。
サドラーズ、ニジンスキーは重厚ですね。
ラムタラが、ニジンスキーのレッドゴッドでしたが、それとも似ている雰囲気ともいえます。