デフィデュギャロシリーズのオープンレース。2022年には、前年の勝馬のTop Max トップマックスを抑え、Monty モンティが優勝。その後、このカテゴリーの上のG3で活躍している。
ちなみに、la Région Grand-Est グランテスト地方とは、シャンパーニュ、ロレーヌ、アルザスの3地方になる。
2023 09 17 日曜 : Nancy ナンシー競馬場
9レース – Grand Prix de la Région Grand-Est グランテスト地方大賞 2023 12ème Etape du Defi du Galop
14h45
平地 – LR – 60 000ユーロ – 2000m – 12頭
3歳以上
予想印
本01 Watch Him 06 M5 59.5 T. Bachelot
対02 Eliyass 13 H4 57.5 C. Demuro
–03 Pirouz 07 H4 57.5 C. Bergé
–04 Rex of Thunder 11 M5 57.5 G. Mossé
–05 Fellow 01 H5 57.5 B. Murzabayev
注06 Wiesentau 08 H5 57.5 H. Besnier
–07 Centrical 09 H5 57.5 A. Pouchin
–08 Aigle Vaillant 04 M4 57.5 M. Laube
穴09 Golden Call 02 M4 57.5 T. Piccone
単10 Intégrant 12 M5 57.5 C. Lecoeuvre
–11 Dato 10 M7 57.5 A. Pietsch
消12 Sirjan 05 M3 56.5 出走取消
–13 Shabana 03 F4 56 H. Boutin
レース予想
2走前、ボルドーのボルドー大賞で59で2着した、本01 Watch Him ウォッチヒム。今回59.5ですが?というところだけですね。
対02 Eliyass エリヤスは、前走ドーヴィルで、58背負って快勝。今回の問題は、馬場が、PSFから芝に代わることだ。ただ、この馬、芝もPSFもどちらも併せて連を外したこともない7戦7連帯5勝。斤量わずかに減るので、これが最右翼ですかね。
対02 Eliyass エリヤスと前走僅差だった、単10 Intégrant アンテグラン。勝ちきれない感じの馬だが、57.5と少々減るのに期待。
相手なりで4着5着多いが、今回も穴候補、穴09 Golden Call ゴールデンコール。
昨年の覇者、注06 Wiesentau ヴィーゼンタウは、叩き2戦目で少しは変わり目あるか?
レース結果
01着 対02 Eliyass C. Demuro 2’02”97
02着 05 Fellow クビ
03着 13 Shabana 2.5馬身
04着 単10 Intégrant アタマ
05着 04 Rex of Thunder ハナ
06着 03 Pirouz 3/4馬身
07着 07 Centrical 1馬身
08着 穴09 Golden Call 1.5馬身
09着 注06 Wiesentau クビ
10着 本01 Watch Him アタマ
11着 08 Aigle Vaillant 3/4馬身
12着 11 Dato 2.5馬身
レース展開
外から緑の、対02 Eliyass エリアスがジワッと出ていきます。そのまま、先頭。
ペネトロは3.4なんですが、重そうな馬場ですね。
グイグイ追いながら、後続を振り切り対02 Eliyass エリアスが優勝。最後まで挑戦し続けた内に、格下条件で好走していた05 Fellow フェロウ。
血統
対02 Eliyass エリアスは、レッドゴッド系ルアーヴル産駒。母父ノーザンダンサー系アザムール。アザムールは、マイルのセントジェイムズパレスから、プリンスオオブウェールズSや愛チャンなど中距離、キングジョージも勝ったという万能選手。母系に同一頭文字が並び、緑軍らしい血統ですね。
ちなみに、2着の05 Fellow フェロウは、G2クリテリウムメゾンラフィットを勝ったドイツ馬POMELLATO ポメラト。POMELLATO ポメラトは、ドイツ馬らしく、ボールドルーラー系のビッグシャッフル産駒。母父グレイソヴリン系KALLISTO カリストで、イタリアダービー馬。
こぼれ話
ナンシーといえば、ロレーヌ地方。有名なのはスタニスラス広場。そして、アールヌーボー。そんなイメージがありますが、やっぱり競馬場はあります。町の西南ですね。
2022 09 18 日曜 : Strasbourg ストラスブール競馬場
5レース – Grand Prix de la Région Grand-Est グランテスト地方大賞 2022 12ème Etape du Defi du Galop
13h40
平地 – LR – 60 000ユーロ – 2100m – 8頭
3歳以上
予想印
–01 Fantastic Spirit H5 57.5 Mlle C. Pacaut
対02 Wiesentau H4 57.5 H. Besnier
本03 Mansour M5 57.5 M. Cadeddu
単04 Top Max H6 57.5 S. Saadi
–05 Winter Reprise H5 57.5 T. Piccone
–06 Gladys Senora F5 56 J. Cabre
–07 Well and Truly F4 56 Benj. Marie
–08 Antelope Canyon H3 55 S. Pasquier
レース予想
今年の成績悪く、勢い止まったかのような、このレース1勝2着1度の単04 Top Max トップマックスでありますが、今年も戦ってきた相手の上位とは僅差で、得意なここで一つありそうだ。
前走でG1バイエルン大賞3着馬のNerium ネリウムをやぶっている対02 Wiesentau ヴィーゼンタウ。その比較から行くと、これが本命視か?
これらのと同じような戦績の本03 Mansour マンスールも前走独G3で連帯。
ここまで3強が抜けた存在とみる。
レース結果
01着 対02 Wiesentau H. Besnier 2’17”77
02着 06 Gladys Senora 8馬身
03着 05 Winter Reprise 2.5馬身
04着 本03 Mansour 1.5馬身
05着 単04 Top Max ハナ
06着 07 Well and Truly 1.5馬身
07着 01 Fantastic Spirit 2馬身
08着 08 Antelope Canyon 3馬身
レース展開
本03 Mansourのマンスール。あれ?この名前聞いたような・・・?と思ったら、この競馬場の地方にある、有名なチーズのマンステールのことだった。全く持って関係ない。
その本03 Mansour マンスールが逃げ、2番手に対02 Wiesentau ヴィーゼンタウ。
最終コーナーは、内を抜けた対02 Wiesentau ヴィーゼンタウが距離損なく、先頭に進出。
そのまま独走でした。
血統
対02 Wiesentau ヴィーゼンタウは、エクリプスS勝馬のストームバード系ムカドラム産駒。母父ダンジグ系タイガーヒル。伯母WURFTAUBEは、独セントレジャー馬。