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フランス競馬平地:Grand Prix de Chantilly シャンティイ大賞

フランス競馬古馬
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中長距離の王道路線で、その各レースには、グランプリ(大賞)の冠が付く。

シャンティイ大賞の先々には、初夏のサンクルー大賞が夏のグランプリ、秋のドーヴィル大賞を前哨戦に、凱旋門賞が待つ2400路線。凱旋門賞の前には、古馬は前哨戦として、フォワ賞、牝馬は、ヴェルメイユ賞というレースも待つが、フォワ賞は上記の2400戦とは別に設けられた特別な凱旋門賞前哨戦であり、他、3歳のニエル賞、牝馬G1となっているヴェルメイユ賞とカテゴリー別存在となっている。ニエル賞とは別に、パリ大賞というレースがあるが、こちらは、グランプリの名を冠するが現在距離短縮している。

一応、2400というのが、グランプリの距離なのである。

目次

2024/06/02 日曜 : Chantilly シャンティイ競馬場

3レース – Grand Prix de Chantilly シャンティイ大賞 2024

14h43
平地 – G2 – 130 000ユーロ – 2400m – 5頭
4歳以上

予想印

–01 Goliath 04 H4 57 W. Buick
–02 Just Light 02 M7 57 O. d’Andigné
–03 Galashiels 01 H5 57 A. Pouchin
対04 Marquisat 03 H4 57 M. Barzalona
穴05 Al Qareem 05 H5 57 Cl. Lee
本06 Dubai Honour 07 H6 57 T. Marquand
単07 Junko 06 H5 57 M. Guyon

レース予想

比較にも、馬場の適正も含まれます。

ドバイでシャフリアールには敗れたものの、スターズオンアースに先着の、単07 Junko ジュンコ。

この馬、フランスでは、香港ヴァーズは勝ってますが、ただ、フランスでは、コンセイユドパリ賞で、対–04 Marquisat マルキザに僅差敗れています。ただ、対–04 Marquisat マルキザは、馬場は悪すぎない方がいいんでしょうね。

その香港の他のレースでは好走している、本06 Dubai Honour ドバイオナーは、力はありそうだ。

穴05 Al Qareem アルカリームは長い距離は向いていそうだが、2400だと、相手関係でスピードがどうかだ。

Prix d’Hédouville エドゥーヴィル賞経由の、–01 Goliath ゴリアットと、–03 Galashiels ガラシエルは、このメンバーに入ると厳しいか?

レース結果

01着単07 Junko M. Guyon 2分32秒95
02着対04 Marquisat ハナ 
03着本06 Dubai Honour 1.25馬身 
04着 01 Goliath 2.5馬身 
05着穴05 Al Qareem 3/4馬身 
06着 03 Galashiels 3.5馬身 
07着 02 Just Light 7馬身

レース展開

レース映像

先頭穴05 Al Qareem アルカリームのスローペース。

外側には、単07 Junko ジュンコが並んでいきますが、抑えて抑えての感じ。

なんとか、抑えきると今度は落ち着いての下り。

残り400を過ぎると、追い始めた単07 Junko ジュンコが、並んでくる対04 Marquisat マルキザとの叩きあい。

並んだところがゴールでしたが、わずかに単07 Junko ジュンコが押し切っていたんですね。

血統

単07 Junko ジュンコは、サドラーズウェルズ系INTELLO アンテロ産駒。母父ロベルト系DYNAFORMER ダイナフォーマー。INTELLO アンテロがそもそも、2400のイメージないんですが、この馬の場合、サドラーズにロベルトですからね。2400は行けるわけです。ただ、アンテロは、マイルも2400もそこそこで、中距離ランナーのイメージですね。

こぼれ話

対04 Marquisat マルキザは、Sの字が、母音と母音に挟まれた単独Sなので、Zの発音になってますね、実況聞いていると。最後のTは発音していないように聞こえますから、この馬の名前をカタカナにすると、マルキザになりそうです。サというためには、SSにならなきゃいけないはずですものね。

もっとも、まずは、フランス語発音云々の前に、何語であるのかが重要ではありますね。この馬の場合フランス語でしょうから、マルキザになると思われます。

マルキ・ド・サドは、サド侯爵として、日本でも有名ですが、Marquis de Sadeですから、Marquisの最後のsは発音せずのマルキになるわけです。マルキ・ド・サドじゃなくて、マルキ・ドゥ・サドゥじゃないのかといえば、そうなのかもしれませんが、そのあたり、違う言語ですから、誤差に近いかと。

Marquisatは、侯爵家、Marquisは、侯爵のようではあります。侯爵家と公爵家。日本語じゃ、同じ発音?

このレースを僅差2着ですから、対04 Marquisat マルキザとは、まだまだ出会いそうです。

2023/06/04 日曜 : Chantilly シャンティイ競馬場

3レース – Grand Prix de Chantilly シャンティイ大賞 2023

14h43
平地 – G2 – 130 000ユーロ – 2400m – 5頭
4歳以上

予想印

本01 Simca Mille 03 M4 58 A. Pouchin
–02 My Lyka 04 M4 57 S. Planque
対03 Haya Zark 05 M4 57 C. Soumillon
単04 Kertez 01 H5 57 M. Guyon
穴05 Lastotchka 02 F4 55.5 T. Bachelot

レース予想

G1ガネー賞2着の。本01 Simca Mille シムカミル。ジャパンカップは15着だった。ここは馬場違い。

他、G3組相手。

G3なら勝てる、対03 Haya Zark ハヤザルク。

G3なら連帯の、単04 Kertez ケルテス。

牝馬限定G2、G3なら勝負になってきた、穴05 Lastotchka ラスターチカ。

レース結果

01着本01 Simca Mille A. Pouchin 2分28秒40
02着単04 Kertez 3.5馬身 
03着穴05 Lastotchka 短クビ 
04着 02 My Lyka 6.5馬身 
05着対03 Haya Zark 大差 

レース展開

レース映像

少頭数。かたまってスローで進んでいきます。本01 Simca Mille シムカミルは先頭の外目から行きます。単04 Kertez ケルテスが、内から先頭。

直線の坂登ってからの加速が違います。本01 Simca Mille シムカミルが、他の馬を突き放して快勝。

ジャパンカップから帰国後、年越して立て直した本01 Simca Mille シムカミルは、これで3連続連帯。G1ガネー賞こそ、Iresine イレジーヌの後塵を拝しましたが、今回は格違い。

血統

本01 Simca Mille シムカミルは、ミスタープロスペクター系TAMAYUZ タマユーズ産駒。母父ヌレイエフ系ピヴォタル。

こぼれ話

2022/06/05 日曜 : Chantilly シャンティイ競馬場

4レース – Grand Prix de Chantilly シャンティイ大賞 2022

15h20
平地 – G2 – 130 000ユーロ – 2400m – 9頭
4歳以上

中長距離の王道路線で、その各レースには、グランプリ(大賞)の冠が付く。

シャンティイ大賞の先々には、初夏のサンクルー大賞が夏のグランプリ、秋のドーヴィル大賞を前哨戦に、凱旋門賞が待つ2400路線。凱旋門賞の前には、古馬は前哨戦として、フォワ賞、牝馬は、ヴェルメイユ賞というレースも待つが、フォワ賞は上記の2400戦とは別に設けられた特別な凱旋門賞前哨戦であり、他、3歳のニエル賞、牝馬G1となっているヴェルメイユ賞とカテゴリー別存在となっている。ニエル賞とは別に、パリ大賞というレースがあるが、こちらは、グランプリの名を冠するが現在距離短縮している。

一応、2400というのが、グランプリの距離なのである。

予想印

対01 Mutabahi M4 57 M. Guyon
–02 Grocer Jack M5 57 T. Marquand
–03 Road To Arc M5 57 M. Barzalona
単04 Fénelon M4 57 S. Pasquier
本05 Mare Australis M5 57 O. Peslier
–06 Glycon H6 57 J.-B. Eyquem
–07 Mendocino M4 57 R. Piechulek
–08 Soho H6 57 P. Gibson
穴09 Bubble Gift M4 57 G. Mossé

レース予想

2400G3のエドゥーヴィル賞
1着 Mutabahi ムタバイ
3着 Mendocino メンドシノ
4着 Bubble Gift バブルギフト

ミラノ大賞、ダルマイヤー大賞2着の02 Grocer Jack グローサージャック。
イタリアのジョッキークラブ賞勝ったその名も凱旋門賞への道03 Road To Arc ロードトゥアルク。
この距離の重要3歳リステッドのアヴル賞勝馬04 Fénelon フェヌロン。
叩き3走目で、変わってくるか?の昨年のガネー賞馬05 Mare Australis メアオーストラリス。
昨年のドーヴィル大賞馬で、ロワイヤルオーク賞3着の06 Glycon グリコン。
ドイツのグランプリシリーズの一つバイエルン大賞2着の07 Mendocino メンドシノ(エドゥーヴィル賞3着)。
クロノジェネシスと好勝負している凱旋門賞8着馬09 Bubble Gift バブルギフト(エドゥーヴィル賞4着)。

今年のエドゥーヴィル賞を圧倒する戦績の持ち主は、05 Mare Australis メアオーストラリスであり、その位置にいるとも言える01 Mutabahi ムタバイである。

本 05 Mare Australis メアオーストラリス
対 01 Mutabahi ムタバイ
単 04 Fénelon フェヌロン
穴 09 Bubble Gift バブルギフト

レース結果

01着本05 Mare Australis O. Peslier 2分29秒16
02着穴09 Bubble Gift 2馬身 
03着 06 Glycon 1馬身 
04着 02 Grocer Jack 半馬身 
05着 07 Mendocino アタマ 
06着 03 Road To Arc 1馬身 
07着対01 Mutabahi 1馬身 
08着単04 Fénelon 3/4馬身 
09着 08 Soho 7馬身

  

レース展開

レース映像

人気の05 Mare Australis メアオーストラリスが先頭に行って引っ張ります。

これに並んで08 Soho ソーホーが行きますが、直線半ばで失速後退。

全く衰えぬ先行のまま、05 Mare Australis メアオーストラリスが引っ張り、後続完封。

いやいや、このメンバーじゃ、相手にならずという感じですね。

血統

05 Mare Australis メアオーストラリスは、サドラーズウェルズ系AUSTRALIA産駒。母父レッドゴッド系RAINBOW QUEST。

母は、英リステッドのピナクルS勝馬 MIRAMARE ミラマール。

こぼれ話

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