秋の最強ハードラー決定戦。3連覇のMon Romain モンロマン。
連覇のZaiyad ジヤッド。
レース名になったQuestarabadケスタラバッド。
Alex de Larredya アレクスドゥラルディアは連覇。
Galop Marin ギャロップマランは4連覇。
2023 11 11 土曜 : Auteuil オートゥイユ競馬場
7レース – Grand Prix d’Automne 秋大賞 20232
15h32
ハードル – G1 – 390 000ユーロ – 4800m – 7頭
5歳以上
予想印
–01 Lucky One H8 68 G. Meunier
本02 Thélème H6 68 G. Masure
–03 Norville H5 66 N. Gauffenic
単04 Fortunes Melody F6 66 K. Nabet
–05 Vae Patron H5 66 T. Andrieux
穴06 La Chenevière F5 64 B. Lestrade
対07 Ine Anjou F5 64 O. Jouin
レース予想
まだ6歳と、脂がのったばかりの、本02 Thélème テレームの相手探し。
ただ、これは、正直、対07 Ine Anjou イネアンジュ一択。
何かでひっくり返る可能性のある馬を他探せば、フランスから英国へ行き、舞い戻ってきてから連勝中の、単04 Fortunes Melody フォーチュンメロディー。
前走、本02 Thélème テレームの2着した、穴06 La Chenevière ラシュヌビエール。
レース結果
01着本02 Thélème G. Masure 6分04秒71
02着対07 Ine Anjou 10馬身
03着 05 Vae Patron 4馬身
04着 03 Norville 15馬身
05着単04 Fortunes Melody 8馬身
06着 01 Lucky One 1.5馬身
落馬穴06 La Chenevière -
レース展開
本02 Thélème テレームは、4番手追走。先行は、対07 Ine Anjou イネアンジューでした。
対07 Ine Anjou イネアンジューと並んでいくのは、穴06 La Chenevière ラシュヌヴィエール。
淡々と進んでいきますが、ペースはそんなに緩いわけじゃないでしょうね。後続は徐々に厳しくなっていきます。
対07 Ine Anjou イネアンジューと、穴06 La Chenevière ラシュヌヴィエールは、ペースを上げますが、本02 Thélème テレームは、離さない程度に追尾してきます。
穴06 La Chenevière ラシュヌヴィエールが、まさかの落馬をすると、いよいよ勝負所の3コーナー。
本02 Thélème テレームは余裕で、ミスないように最終障害を越えると、一気に解き放たれ、あっというまに、突き放していきました。
血統
本02 Thélème テレームは、ダンジグ系サイドステップ産駒。母父ミスタープロスペクター系OKAWANGO オカヴァンゴ。OKAWANGO オカヴァンゴは、グランクリテリウムの勝馬。ダンジグ×ミスプロという障害チャンピオンなんですね。
こぼれ話
2022 11 12 土曜 : Auteuil オートゥイユ競馬場
7レース – Grand Prix d’Automne 秋大賞 2022
16h07
ハードル – G1 – 350 000ユーロ – 4800m – 8頭
5歳以上
予想印
–01 Stratum H9 68 D. Mullins
–02 Folsom Prison H7 68 J. Da Silva
対03 L’Autonomie F7 66 A. Zuliani
–04 Henri le Farceur H5 66 J. Reveley
穴05 Thelème H5 66 P. Dubourg
本06 Hermès Baie H5 66 B. Lestrade
–07 Golden Witch F5 64 T. Chevillard
–08 Roberta Has F5 64 K. Nabet
レース予想
春は、頂点を逃した、対03 L’Autonomie ロトノミー。勝ったのは、本06 Hermès Baie エルメスベでした。これに、単05 Thelème テレームを入れた3強に違いはない。
それでも春、抜けた存在となった本06 Hermès Baie エルメスベは、春秋連覇を狙う。
前哨戦Prix Carmarthen カルマルタン賞もこの3頭のワンツースリーであったが、勝ったのは、05 Thelème テレームだった。
真打本06 Hermès Baie エルメスベ vs 元王者対03 L’Autonomie ロトノミー vs 前哨戦勝馬05 Thelème テレーム。
レース結果
01着穴05 Thelème P. Dubourg 5分41秒07
02着本06 Hermès Baie B. Lestrade 5馬身
03着対03 L’Autonomie A. Zuliani 17馬身
04着 02 Folsom Prison J. Da Silva 4馬身
05着 04 Henri le Farceur J. Reveley 20馬身
06着 07 Golden Witch T. Chevillard 5馬身
07着 01 Stratum D. Mullins 大差
落馬 08 Roberta Has K. Nabet -
レース展開
レース映像
まずは、03 L’Autonomie ロトノミーの先行で始まりました。
06 Hermès Baie エルメスベに主役を奪われたので、ここは頑張りたいですね。
06 Hermès Baie エルメスベは、03 L’Autonomie ロトノミーが見える3番手追走。
05 Thelème テレームはその背後で、06 Hermès Baie エルメスベを見る形。
いきなり、Roberta Has ロベルタアスの落馬でちょっとびっくりしましたが、他の馬は安定しています。
03 L’Autonomie ロトノミーは、大外を先頭で進みます。
2周目は、06 Hermès Baie エルメスベと03 L’Autonomie ロトノミーが並んで進みますが、向こう正面で一気に行きます。
しかし、勝負所では、またしても、06 Hermès Baie エルメスベが、03 L’Autonomie ロトノミーをロックオン。
しかし、今度は、その内に05 Thelème テレームもぴったりマークで、3強ならんで直線へ。
直線最初の障害で、03 L’Autonomie ロトノミーがつまずき後退。それでも頑張って3着。
先頭の争いは、06 Hermès Baie エルメスベと05 Thelème テレームの一騎打ちとなりましたが、わずかに、最後のスタミナを見せた05 Thelème テレームが先着。大きな一番を制しました。
この2頭同い年のライバル。春は、06 Hermès Baie エルメスベ、秋は、05 Thelème テレームがそれぞれ分け合うことになりました。
ただこのレース3強は3強を地で行く結果となりました。
血統
05 Thelème テレームは、ダンジグ系サイドステップ産駒。母父ミスタープロスペクター系オカヴァンゴ。
このサイドステップは、豪州短距離馬で、オカヴァンゴは、キングマンボ系のマイラー。
SIDESTEP サイドステップは短距離馬ですが、母父がレッドゴッド系の英ダービー馬クエストフォーフェイム。
母方は、やはりレインボウクエストとニジンスキーの血を引きますから、そんなところからですかね?
父と母父だけでは、短距離馬のような血統ですからね。