ロイヤルアスコットの花形レースといえば、この長距離戦であろう。
2024 06 22 木曜 : Ascot アスコット競馬場
4レース – Gold Cup ゴールドカップ 2024
16:20
平地 – G1 – 340,260ポンド – 4000m – 13頭
4歳以上
予想印
単01 Coltrane 10 H7 59 O. Murphy
–02 Enemy 01 H7 59 R. Kingscote
対03 Kyprios 08 M6 59 R. Moore
–04 Prydwen 06 H6 59 C. Shepherd
–05 Sweet William 09 H5 59 R. Havlin
–06 Trawlerman 03 H6 59 W. Buick
本07 Trueshan 04 H8 59 Mlle H. Doyle
穴08 Vauban 05 H6 59 C. Keane
–09 Gregory 02 M4 58.5 J. Doyle
–10 Caius Chorister 07 F5 57.5 B. de la Sayette
レース予想
連は外さない、対03 Kyprios キプリオスが最有力な雰囲気はある。
これに、昨年、チャンピオンズデイのBritish Champions Long Distance Cup ブリティッシュチャンピオンロングディスタンスカップで先着した、–06 Trawlerman トローラーマン。今年のドバイのDubai Gold Cup ドバイゴールドカップでも3着と、まずまずの戦績。
この2強に対し、ヨークシャーカップの2着、穴08 Vauban ヴォーヴァンと、3着、–09 Gregory グレゴリー。
ここまでで4強。
ただ、ここは4000m。
おなじく4000超のPrix du Cadran キャドラン賞馬の、本07 Trueshan トゥルーシャンのスタミナが、最も危険であると思われる。スタミナ比較になれば、ゴールドカップ2着の、単01 Coltrane コルトレーン、ゴールドカップ馬である、対03 Kyprios キプリオスが3強ですかね。3400に勝ち星のある、穴08 Vauban ヴォーヴァンまで。
レース結果
01着対03 Kyprios R. Moore 4分18秒06
02着 06 Trawlerman 1馬身
03着 05 Sweet William 5馬身
04着穴08 Vauban 3馬身
05着単01 Coltrane 2.25馬身
06着 10 Caius Chorister 9.5馬身
07着 09 Gregory 23馬身
08着 02 Enemy 9.5馬身
09着 04 Prydwen 大差
本07 Trueshan 出走取消
レース展開
外から、別格な空気感でレースを進める対03 Kyprios キプリオス。
先頭を行き、粘る06 Trawlerman トロウラーマンに並びかけると、最後は王者の力発揮で競り落として優勝。
06 Trawlerman トロウラーマンは、この距離まで延長しても、やれることを示しましたね。
血統
対03 Kyprios キプリオスは、サドラーズウェルズ系ガリレオ産駒。母父ダンジグ系デインヒル。母系には、プリンスローズの血がはいってますからね。このロイヤルアスコットの花形レースを制するスタミナが継承されていますね。
こぼれ話
2023 06 22 木曜 : Ascot アスコット競馬場
4レース – Gold Cup ゴールドカップ
16:20
平地 – G1 – 340,260ポンド – 4000m – 13頭
4歳以上
予想印
–01 Big Call M6 59 S.Pasquier
–02 Broome M7 59 W.Lordan
対03 Coltrane M6 59 O.Murphy
–04 Lone Eagle M5 59 R.Ryan
–05 Nate The Great M7 59 H.Davies
–06 Subjectivist M6 59 J.Fanning
–07 Tashkhan M5 59 J.Doyle
本08 Trueshan M7 59 H.Doyle
–09 Wise Eagle M6 59 D.Tudhope
単10 Yibir M5 59 W.Buick
–11 Courage Mon Ami M4 58.5 F.Dettori
穴12 Eldar Eldarov M4 58.5 D.Egan
–13 Echoes In Rain F7 57.6 T.Marquand
注14 Emily Dickinson F4 57.1 R.Moore
レース予想
昨年の、British Champions Long Distance Cup ブリティッシュ・チャンピオンズ・ロングディスタンスカップの僅差ワンツーの2頭、本08 Trueshan トゥルーシャンと、対03 Coltrane コルトレーン。
ドバイシーマクラシックを僅差2着した、ブリーダーズカップターフの勝馬でもある、単10 Yibir ユビアーは、–02 Broome ブルームに先着。
昨セントレジャーの勝馬、穴12 Eldar Eldarov エルダーエルダロフは、ヨークシャーカップでも–02 Broome ブルームに先着してきた。
ただ、この。穴12 Eldar Eldarov エルダーエルダロフを破っているのが、最初に紹介した、ロングディスタンスカップの上位2頭。
ただし、ここは、4000超。そのあたりの適正が重要になることは言うまでもない。
ライアンムーア騎乗の、注14 Emily Dickinson エミリーディッキンソンは、敗れたとはいえ、セントレジャーでは、穴12 Eldar Eldarov エルダーエルダロフと僅差であるので、乗り替わりもあり上昇期待できそうか?
レース結果
01着 11 Courage Mon Ami L. Dettori 4’20”97
02着 対03 Coltrane 3/4馬身
03着 06 Subjectivist 3.75馬身
04着 注14 Emily Dickinson アタマ
05着 05 Nate The Great 4馬身
06着 単10 Yibir 1.25馬身
07着 穴12 Eldar Eldarov クビ
08着 13 Echoes In Rain クビ
09着 04 Lone Eagle 1.75馬身
10着 02 Broome 2.5馬身
11着 01 Big Call 半馬身
12着 09 Wise Eagle 大差
レース展開
対03 Coltrane コルタナは中団、11 Courage Mon Ami クラージュモナミは後ろ目に待機。
06 Subjectivist サブジェクティヴィストが逃げていきます。
最終コーナーを素晴らしい手ごたえで上がる対03 Coltrane コルタナでしたが、11 Courage Mon Ami クラージュモナミが、内をすくって、一気に進出、最後は粘る対03 Coltrane コルタナを突き放しました。
デットーリ騎手は、本当に持ってきちゃいますね。
血統
11 Courage Mon Ami クラージュモナミは、サドラーズウェルズ系フランケル産駒。母父ミスタープロスペクター系レモンドロップキッド。3代母は、ニジンスキー系です。
こぼれ話
2022 06 16 木曜 : Ascot アスコット競馬場
4レース – Gold Cup ゴールドカップ
16:20
平地 – G1 – 283,550ポンド – 4000m – 10頭
4歳以上
予想印
–01 Alignak 59 S.Osborne
–02 Earlofthecotswolds 59 L.Keniry
対03 Stradivarius 59 F.Dettori
消04 Trueshan 59 H.Doyle
本05 Kyprios 58.5 R.Moore
–06 Mojo Star 58.5 R.Ryan
–07 Tashkhan 58.5 B.Robinson
–08 Bubble Smart 57.6 G.Mosse
–09 Burning Victory 57.6 W.Buick
穴10 Princess Zoe 57.6 J.M.Sheridan
レース予想
ここも、ムーア VS デットーリという構図ですね。
長距離戦だけに、スタミナと騎手の腕ということになりますね。
レヴモスステークスを勝った本05 Kyprios キプリオス 対 対03 Stradivarius ストラディヴァリウス。
これに、リステッドのファーザーフライトステークスを勝って4連勝の 単04 Trueshan トゥルーシャン。(取消)
前哨戦のサガロステークスG3を勝った穴10 Princess Zoe プリンセスゾーイ。
レース結果
01着 本05 Kyprios R. Moore 4’26”52
02着 06 Mojo Star 半馬身
03着 対03 Stradivarius 3/4馬身
04着 09 Burning Victory ENC
05着 07 Tashkhan 3.5馬身
06着 穴10 Princess Zoe 1.75馬身
07着 08 Bubble Smart 1.25馬身
08着 01 Alignak 3馬身
09着 02 Earlofthecotswolds 20馬身
レース展開
中団外を進む、黒と赤の勝負服05 Kyprios キプリオス。
外に持ち出して、いつでも行けるよ、のサイン。
直線の叩きあいは、外から何度も紫の06 Mojo Star モジョスターに差されそうになりながらも譲らず。
最後は突き放すようにゴール。
血統
05 Kyprios キプリオスは、サドラーズウェルズ系ガリレオ産駒。母父ダンジグ系でデインヒル。
祖母、TRUSTED PARTNERは、愛1000ギニー馬です。
その母、TALKING PICTUREは、1400のメイトロンS勝馬。
母父はデインヒルですし、このスタミナは、どこからやってくるのか?
ガリレオの父、サドラーズウェルズか、母方さかのぼるといる、プリンスローズの隔世なのか、デインヒルの母系のリボーなのか?そもそも、血統ってなんなのか?分からなくなりますね。
それを、とどのつまり、個性というのかもしれませんね。
血統は、無関係ではなく、そして、改めて、ひとつの要素でしかないとも思いますね。そして、奥深く、理屈は後からついてくる。このあーでもない、こうでもないが、また、競馬の楽しみではありますね。