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イギリス競馬平地:British Champions Long Distance Cup ブリティッシュ・チャンピオンズ・ロングディスタンスカップ

イギリス競馬平地
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元ジョッキークラブカップの名称だったこのレース。2014年からG2に格上げ。

目次

2024 10 19 土曜 : Ascot アスコット競馬場

1レース – British Champions Long Distance Cup ブリティッシュ・チャンピオンズ・ロングディスタンスカップ 2024

13h20
平地 – G2 – 495 054ユーロ – 3200m – 9頭
3歳以上

予想印

単01 Al Nayyir 06 H6 61 L. Morris
–02 Alsakib 09 M4 61 O. Murphy
–03 Belloccio 05 H6 61 D. Tudhope
–04 Burdett Road 02 H4 61 H. Davies
本05 Kyprios 07 M6 61 R. Moore
穴06 Sweet William 08 H5 61 R. Havlin
対07 Trawlerman 01 H6 61 W. Buick
–08 Caius Chorister 04 F5 59.5 J. Doyle
注09 The Euphrates 03 M3 57.5 C. Soumillon

レース予想

本05 Kyprios キプリオス1強の様相。相手というか、2番手探しになりますが、Lonsdale Cup ロンズデールカップの2着馬、単01 Al Nayyir アルナイールか、Goodwood Cup グッドウッドカップで、本05 Kyprios キプリオスの2着した、対06 Sweet William スウィートウィリアム。ゴールドカップで、本05 Kyprios キプリオスの2着した対07 Trawlerman トロウラーマン。愛セントレジャー4着の、注09 The Euphrates ジユーフラテス。

レース結果

01着本05 Kyprios R. Moore 3分25秒91
02着穴06 Sweet William 2.25馬身 
03着対07 Trawlerman 1.5馬身 
04着 08 Caius Chorister 1.25馬身 
05着単01 Al Nayyir 2.5馬身 
06着 04 Burdett Road アタマ 
07着注09 The Euphrates 14馬身 
08着 02 Alsakib 5.5馬身 
09着 03 Belloccio 8馬身

レース展開

レース映像

注09 The Euphrates ジユーフラテスのスミヨンを先頭に、本05 Kyprios キプリオスは並んでいきます。

直線に入ると、スルスルと突き放す本05 Kyprios キプリオスは、圧倒するわけではないものの、これ以上ない安心感で、ゴールまで駆け抜けました。完勝でしたね。

血統

本05 Kyprios キプリオスは、ガリレオ×デインヒルですが、プリンスローズの血をひいています。プリンスオブウェールズSを勝ったFREE EAGLE フリーイーグルや、愛セントレジャー2勝のSEARCH FOR A SONG サーチフォーアソングなどが兄弟。

こぼれ話

2023 10 21 土曜 : Ascot アスコット競馬場

1レース – British Champions Long Distance Cup ブリティッシュ・チャンピオンズ・ロングディスタンスカップ 2023

13h15
平地 – G2 – 576 371ユーロ – 3200m – 8頭
3歳以上

予想印

–01 Broome 02 M7 61 D. B. McMonagle
–02 Coltrane 08 H6 61 O. Murphy
本03 Kyprios 06 M5 61 R. Moore
–04 Stratum 05 H10 61 W. Buick
穴05 Sweet William 03 H4 61 R. Havlin
–06 Trawlerman 01 H5 61 L. Dettori
対07 Trueshan 07 H7 61 Mlle H. Doyle
–08 Maxident 04 H3 57.5 O. Lewis

レース予想

昨年の覇者–07 Trueshan トゥルーシャンに立ち向かう、–03 Kyprios キプリオスは前走愛セントレジャーでまさかの2着。今回は立ちなおせるか?

–02 Coltrane コルトレーン、–04 Stratum ストラタム、–06 Trawlerman トローラーマンあたりは、昨年のリベンジを狙うが、また、前哨戦のドンカスターカップで–07 Trueshan トゥルーシャンに敗れた、–01 Broome ブルーム、穴05 Sweet William スウィートウィリアム、–02 Coltrane コルトレーンあたりも、逆転はむつかしいか?

レース結果

01着 06 Trawlerman L. Dettori 3分22秒14
02着本03 Kyprios クビ 
03着穴05 Sweet William 13馬身 
04着対07 Trueshan 1.25馬身 
05着 02 Coltrane 5馬身 
06着 01 Broome 11馬身 
07着 08 Maxident 14馬身 
08着 04 Stratum 大差

レース展開

レース映像

昨年ライバルに敗れ3着。その後、ドバイでは、01 Broome ブルームに大敗。格下条件を連勝してここへ復帰してきた06 Trawlerman トローラーマンとデットーリ。

前は、飛ばしていく08 Maxident マキシデントを追って、デットーリの06 Trawlerman トローラーマンが行きます。

3番手までは、15馬身ぐらい付けましたかね?

上り坂で、持ったまま、前の08 Maxident マキシデントをとらえた06 Trawlerman トローラーマン。

最終コーナーでいよいよ真打本03 Kyprios キプリオスにつかまって、残念終了。

そこから、小説第3章が始まり、息を吹き返した06 Trawlerman トローラーマンが、前を行く真打本03 Kyprios キプリオスをとらえなおして、並んでゴールになだれ込みました。

これは、感動的な勝利ですね。ま、だいぶん展開は違いますが、こんな風に負けた、オルフェーブルを思い出しもしますがね。

血統

06 Trawlerman トローラーマンは、ダンジグ系ゴールデンホーン産駒。母父ブランドフォード系モンズン。母母父はセントレジャー馬リボー系シャントゥで、たしかにスタミナありそうですね。

ちなみに、シャントゥーのセントレジャーもデットーリ騎手でした。

こぼれ話

2022 10 15 土曜 : Ascot アスコット競馬場

1レース – British Champions Long Distance Cup ブリティッシュ・チャンピオンズ・ロングディスタンスカップ 2022

13h25
平地 – G2 – 568 913ユーロ – 3200m – 8頭
3歳以上

予想印

注01 Coltrane H5 61 D. Probert
本02 Quickthorn H5 61 T. Marquand
–03 Stratum H9 61 W. Buick
–04 Trawlerman H4 61 L. Dettori
穴05 Trueshan H6 61 Mlle H. Doyle
–06 Wordsworth M4 61 J. Doyle
単07 Eldar Eldarov M3 57 D. Egan
対08 Waterville M3 57 R. Moore

レース予想

9月の前哨戦ドンカスターカップ3600 の上位注01 Coltrane コルトレーンと穴05 Trueshan トゥルーシャン。これはクビ差。この2頭、グッドウッドカップ3200でも僅差だった。
ドンカスターカップ6着に–03 Stratum ストラタム。

ロンズデールカップ3250の覇者本02 Quickthornと注01 Coltrane コルトレーン。これは17馬身。

2400パリ大賞4着、セントレジャー2900勝のG1馬、単07 Eldar Eldarov エルダーエルダロフ。

愛ハンデ戦で圧勝した対08 Watervilleだが、破った相手同レース13着が–06 Wordsworthであり、この馬が、昨年の愛ダービー3着馬である。

難解ですが、長距離戦の最大の楽しみは、その難解予想と消耗スタミナ勝負戦にあります。それだけ楽しみなレースですね。

長距離戦こそ、英国らしいと思えます。

レース結果

01着穴05 Trueshan Mlle H. Doyle 3分30秒22
02着注01 Coltrane D. Probert アタマ
03着 04 Trawlerman L. Dettori 3馬身
04着 03 Stratum W. Buick 4.25馬身
05着本02 Quickthorn T. Marquand 3.25馬身
06着 06 Wordsworth J. Doyle 3.25馬身
07着単07 Eldar Eldarov D. Egan アタマ
08着対08 Waterville R. Moore 大差

レース展開

レース映像

グイグイッとうちへ切れ込んで脚溜める穴05 Trueshan トゥルーシャン。

いごまで、きっちり伸びて、何度も迫ってくる注01 Coltrane コルトレーンを最後に突き放しました。

注01 Coltrane コルトレーンは、負けましたがね、17戦6勝12連帯。

ちなみに、穴05 Trueshan トゥルーシャンは、21戦13勝16連帯。

どちらも、そこそこ走っているのに、ものすごい連帯率ですね。納得のスタミナといえますな。

これで、穴05 Trueshan トゥルーシャンは、3連覇となりました。

よほど得意なんでしょうが、2着馬の注01 Coltrane コルトレーン1つ若いので、チャンスは回ってくるかもしれません。

血統

穴05 Trueshan トゥルーシャンは、ダンジグ系PLANTEUR プラントゥール産駒。母父ハイペリオン系GENERAL HOLME ジェネラルホーム。

PLANTEUR プラントゥールは、個人的なイメージは、2着馬。これ、G1も勝っている馬なんですが、ダービーでロペデヴェガに敗れたのが、一番印象に残っているからですかね?ちょっと、ステイゴールドとも印象かぶります。

こぼれ話

この馬の血筋では、ダンジグ系とスタミナは結び付かないですが、ハイペリオン系の血が、いかにものスタミナを持ってきてくれているんでしょうね。とはいえ、母父のGENERAL HOLME ジェネラルホルムは、中距離G3を4勝。その戦績でも、こうしてハイペリオン系も残ってゆくところが、”血を残す”フランスらしい感じがします。

浅い知識から生まれる浅い印象ですがね。

なんども、こんなことを言っていますが、世界に植民地を求めて移動する列強に交じって、アンデスの山で薬草を探すフランス人の面目躍如というとことろですね。

フランス人とはどういう人?というとき、この逸話は、僕個人的にピッタリ来ます。

もちろん、こうした長距離重賞を残す英国も、少し似た匂いありますね。

さすが、障害競走では、アンジューロワールチャレンジと、グランドナショナルがある国どうしです。

距離適性はともかく、日本も、サッカーボーイの血を失くさないで欲しいなぁ。もちろん、サンデーサイレンスもノーザンテーストもね。

イギリス競馬平地

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