このレースを勝ったSaonois ソノワが、フランスのダービー、ジョッキークラブ賞馬となった。南からの刺客が現れる楽しみがこのレースといってもいいだろう。凱旋門賞では、ソレミア、オルフェーヴルと対決している。
オールウェザーコースであるので、芝ではない。
このレースを勝つまでに9戦要している。これが、4勝目であった。
リステッドになっていたが、現在はクラス1のレースである。
ちなみに、Saonois ソノワは、このレースが既に9戦目で、すべて掲示板の3勝馬であったということが特徴ですかね。
2024 02 17 土曜 : Cagnes-sur-Mer カーニュ・シュル・メール競馬場
4レース – Prix Policeman ポリスマン賞
14h33
平地 – クラス1 – 40 000ユーロ – 2150mSF – 6頭
3歳
予想印
–01 Passepartout 06 M3 56.5 C. Demuro
本02 Trafalgar Square 04 H3 56.5 M. Grandin
対03 Goway 05 H3 56.5 H. Boutin
–04 Estonia Moon 03 M3 56.5 I. Mendizabal
–05 Zabyak 02 M3 56.5 T. Bachelot
穴06 City Girl 01 F3 55.5 G. Millet
レース予想
このレースは、リステッドから、クラス1になりましたが、昨年の勝馬Duc de Kent ダックドゥケントは、重賞にまでは顔を出しました。
さて今年はどうですかね。
速歩では、おなじみ赤黒の勝負服。いまは、障害でも、平地でも見られるこの勝負服から、本02 Trafalgar Square トラファルガースクエアが出走。4戦4連帯1勝。
格下ではありますが、12戦12掲示板で6連帯2勝という実績の、対03 Goway ゴーウェイ。
最後に前走完勝の、穴06 City Girl シティガール。これは、2着にここカーニュで3馬身半差勝利でした。3戦1勝。
レース結果
01着本02 Trafalgar Square M. Grandin 2分21秒97
02着穴06 City Girl 6馬身
03着対03 Goway 1.5馬身
04着 01 Passepartout 短クビ
05着 04 Estonia Moon 9馬身
06着 05 Zabyak 14馬身
レース展開
後ろから行った本02 Trafalgar Square トラファルガースクエア。行きたがっている感じもありましたが、後方で我慢し続けると、直線大外ぶん回しで持ち出すと、豪快に差し切り。これは強いですね。5戦5連帯2勝目。
血統
本02 Trafalgar Square トラファルガースクエアは、グレイソヴリン系KENDARGENT ケンダルジャン産駒。母父ヌレイエフ系シユーニ。
2つ上の姉、TIMES SQUARE タイムズスクエアは、 プールデッセ3着、マルセルブーサック賞2着、リステッドのPRIX DE SAINT-CYR サンシール賞勝馬。
こぼれ話
2023 02 26 日曜 : Cagnes-sur-Mer カーニュ・シュル・メール競馬場
4レース – Prix Policeman ポリスマン賞
13h05
平地 – クラス1 – 30 000ユーロ – 2000mSF – 6頭
3歳
予想印
対01 Al Barq 04 M3 58 J.-B. Eyquem
–02 Duc de Kent 02 H3 56.5 H. Boutin
–03 Machito 01 M3 56.5 A. Pouchin
穴04 Bay d’Argent 03 M3 56.5 A. Orani
本05 Not Alone 06 M3 56.5 M. Guyon
単06 A Minardière 05 F3 55 E. Crublet
レース予想
クラス1勝ちの、対01 Al Barq アルバルクは、3連勝中。
クラス2を連勝で勝ち上がったオレンジ軍団の、穴04 Bay d’Argent ベイダルジャン。
初戦は僅差敗れたが、カーニュでしっかり勝利してきたシャネル軍の、本05 Not Alone ノットアローンは、エースのギュイヨン騎乗。
連勝圧勝でボルドーを勝ちぬけた、単06 A Minardière アミナルディエールは、出走中唯一の牝馬で、勝機あってここへ挑戦してきたろう。4戦3連帯2連勝中。
レース結果
01着 02 Duc de Kent H. Boutin 2’01”24
02着 01 Al Barq 3/4馬身
03着 05 Not Alone 1馬身
04着 04 Bay d’Argent 1.5馬身
05着 06 A Minardière 3.5馬身
06着 03 Machito 3馬身
レース展開
ペースは速くなく、淡々とした流れ、前よりの内に02 Duc de Kentと後方に、01 Al Barqがいる形で、序盤進みます。
中央に、シャネル軍のノットアローンがいました。
向こう正面では、少々流れましたが、直線入口では、各馬手ごたえ十分。
オーギュスタンノルマンカラーの白に紫帽の02 Duc de Kent デュックドゥケントが一番最初に飛び込んできました。
前走がようやくの初勝利でしたが、今回連勝。
血統
02 Duc de Kent デュックドゥケントは、ダンジグ系ZELZAL ゼルザル産駒。ZELZAL ゼルザルは、マイルのジャンプラ賞馬。母父はロベルト系のレッドランサム。
こぼれ話
この対01 Al Barq アルバルクに僅差で敗れたHarry Way ハリーウェイは、リステッドのデュランテ賞2着だったが、これを6馬身ぶっちぎって勝った馬が、サンデーサイレンス系のダビルシム産駒のHorizon Doré オリゾンドレ(黄金の水平線)日本を連想させる名前の馬ですね。このあたりの意識を頭に置いておくと、ちょっと結果も楽しみになります。
ちなみに、Horizon Doré オリゾンドレは、リステッドで、Harry Way ハリーウェイを6馬身ちぎってます。
もっとも、ダビルシム産駒は、2歳は大活躍しますが、3歳になってからが、一番の課題ですがね。