3歳の短距離重賞が始まりましたといった感のあるレース。
この短距離3歳序盤に行われるG3の出身馬には、
のちに香港スプリント5着する、Signs of Blessing サインズオブブレッシング。
コモンウェルスカップや、スプリントカップを制する、Quiet Reflection クワイエットリフレクション。
チャンピオンスプリントを制する、Sands of Mali サンズオブマリ。
などがいます。
2024 04 15 月曜 : Chantilly シャンティイ競馬場
4レース – Prix Sigy シジー賞 2024
15h40
平地 – G3 – 80 000ユーロ – 1100m – 10頭
3歳
予想印
–01 Classic Flower 02 F3 57.5 C. Demuro
単02 Action Point 06 M3 57 Mlle H. Doyle
本03 Sajir 07 M3 57 M. Barzalona
注04 Mr Fleurant 04 M3 57 A. Pouchin
穴05 Symmetric Power 09 M3 57 A. Lemaitre
–06 Balsam 01 F3 55.5 M. Guyon
–07 La Belle Poète 03 F3 55.5 Mlle M. Vélon
–08 Dorothy Lawrence 03 F3 55.5 Cl. Lee
対09 Got To Love A Grey 10 F3 55.5 S. James
–10 Jasna’s Secret 08 F3 55.5 C. Soumillon
レース予想
前哨戦の一つ、Prix Ronde de Nuit ロンドドゥニュイ賞を勝った、対09 Got To Love A Grey ゴットゥーラヴァグレイは、–01 Classic Flower クラシックフラワーに先着したのだが、今回も前走同様2キロ軽いので、その差は大きく変わるまい。
同じく、リステッドであるPrix Montenica モンテニカ賞で、勝馬から僅差2着だった単02 Action Point アクションポイント、4着の、穴05 Symmetric Power シンメトリックパワーとは、僅差で、穴05 Symmetric Power シンメトリックパワーは、Prix Ronde de Nuit ロンドドゥニュイ賞も僅差3着だったことから、この2つの路線は同レベルと判断して良さそう。
リステッドのPrix Saraca サラカ賞を圧倒した、本03 Sajir サジールはどこまでできるか楽しみ。
注04 Mr Fleurant ミスターフルーラントは、単02 Action Point アクションポイントとは勝ち負けしており、この馬たちも僅差。
まずは、本03 Sajir サジールをめぐる各馬といった構造か?
レース結果
01着本03 Sajir M. Barzalona 1分06秒53
02着 01 Classic Flower 半馬身
03着穴05 Symmetric Power 2.5馬身
04着注04 Mr Fleurant 短アタマ
05着 06 Balsam 短クビ
06着対09 Got To Love A Grey 1.25馬身
07着 10 Jasna’s Secret 3/4馬身
08着単02 Action Point クビ
09着 07 La Belle Poète アタマ
10着 08 Dorothy Lawrence アタマ
レース展開
序盤を首を振りながらのレースだった、本03 Sajir サジールですが、2列目から持ったまま、前の2頭に並びかけていくと、追い始めてから、他の馬を突き放し、唯一ついてきた01 Classic Flower クラシックフラワーを完封。
重賞は3度目で初制覇。ここでは少々格違いでしたかね。
血統
本03 Sajir サジールは、プールデッセと、フォレ賞を勝った、ミスタープロスペクター系Make Believe メイクビリーヴ産駒。母父Invincible Spirit インヴィンシブルスピリット
こぼれ話
2023 04 17 月曜 : Chantilly シャンティイ競馬場
3レース – Prix Sigy シジー賞 2023
15h00
平地 – G3 – 80 000ユーロ – 1100m – 8頭
3歳
予想印
–01 Wodao 02枠 M3 57 G. Ryan
–02 Denver Chop 04枠 M3 57 M. Forest
穴03 Disillusion 08枠 M3 57 R. Ferreira
対04 Vicious Harry 01枠 M3 57 M. Guyon
単05 Whistle And Flute 03枠 M3 57 C. Soumillon
本06 Marshman 05枠 M3 57 Cl. Lee
注07 Ciao Pa’ 06枠 M3 57 P. Bazire
–08 I Am Incredible 07枠 F3 55.5 A. Lemaitre
レース予想
英G1ミドルパークSを5着した、本06 Marshman マルシュマン。
G1ジャン・リュック・ラガルデール賞5着、対04 Vicious Harry ヴィクトリアハリー。
リステッドのPrix Ronde de Nuit ロンドゥニュイ賞でアタマ差2着だった、単05 Whistle And Flute ホイッスルアンドフルート。
リステッドのCritérium de Vitesse クリテリウムドゥヴィテッスで2着の、穴03 Disillusion ディジリュシオン。
リステッドPrix Montenica モンテニカ賞僅差2着だった、注07 Ciao Pa’ チャオパ。
それぞれ、リステッド勝の称号を獲りに来た。G1で5着掲示板馬 対 リステッド僅差2着馬。比較はしがたいですね。
リステッド2着組が勝ち上れば、それは、将来の期待性は高くなりますね。
レース結果
01着本06 Marshman Cl. Lee 1分04秒15
02着 01 Wodao 1.25馬身
03着対04 Vicious Harry 4馬身
04着 02 Denver Chop 1.25馬身
05着 08 I Am Incredible 同着
06着単05 Whistle And Flute 1.5馬身
07着注07 Ciao Pa’ 3馬身
08着穴03 Disillusion 12馬身
レース展開
先行していった本06 Marshman マルシュマン。
追い出すとじわじわ突き放し、完勝。
最後わずかに詰め寄ったのは、01 Wodao ウォダオ。前走G1ジャンプラ賞馬のTenebrism テネブリスム相手に、相手斤量重いとはいえ、そこそこやれましたので、ここでは、力上位だったですね。
血統
本06 Marshman マルシュマンは、TRY MY BEST トライマイベスト系HARRY ANGEL ハリーエンジェル産駒。母父サドラーズウェルズ系ガリレオ。
こぼれ話
2022 04 20 日曜 : Chantilly シャンティイ競馬場
1レース – Prix Sigy シジー賞 2022
16h27
平地 – G3 – 80 000ユーロ – 1100m – 11頭
3歳
3歳馬の基本的には、クラシックディスタンスより、短い所を狙う馬たちのレース。
3歳短距離戦の位置づけ。
このまま、早い段階から古馬との対決をする短距離戦線へ進むか?とりあえず、クラシック戦線でも、マイル路線、プールデッセへ進むか?
そうした馬たちのレースとなる。
予想印
単01 Caturra M3 59 A. E. Kirby
–02 Le Cadeau M3 57 O. Peslier
穴03 Feel Your Power M3 57 M. Barzalona
–04 Kingentleman M3 57 M. Guyon
–05 Miramar F3 55.5 R. Thomas
対06 Attagirl F3 55.5 A. de Vries
–07 Oxiana F3 55.5 Alex. Roussel
–08 Montussan F3 55.5 T. Piccone
–09 Guilded F3 55.5 C. Demuro
–10 Joséjosephine F3 55.5 Y. Rousset
本11 Best Flying F3 55.5 C. Soumillon
レース予想
英G2フライイングチルダースステークス勝馬の単01Caturraカトゥーラ。
リステッドPrix Ronde de Nuitを勝ち上がった穴03Feel Your Powerフィールユアパワー。
英リステッドでは、単01Caturraカトゥーラに勝っている対06Attagirlアタガール。
G3エクリプス賞2着で、G2クリテリウムメゾンラフィットで僅差4着の本11Best Flyingベストフライング。
レース結果
01着 05 Miramar 1分02秒15
02着単01 Caturra
03着 02 Le Cadeau
04着穴03 Feel Your Power
05着 10 Joséjosephine
06着 04 Kingentleman
07着 08 Montussan
08着 09 Guilded
09着対06 Attagirl
10着本11 Best Flying
11着 07 Oxiana
レース展開
後方から2番手の最内追走の05Miramar(ミラマール)、(このレースの場合、各馬外ラチ沿いを行きますが、)を追走し、最後に伸びて勝ち切りました。
リステッドのゼダーン賞では、大きな差ではないものの4着に敗れ、前走のクラス1でも勝ち切れず2着。
ところが、今回は、それらのレースで敗れていた馬たちも出走している中、きれいに伸びました。
今回はレースが早く、前走まで1200で1分13秒近いタイムだったのが、今回1100で1分2秒。
流れたことで、後方から行った同馬の展開となった感じもありますね。
展開次第ではまたチャンスもめぐってきそうですね。
展開利したか、本来の実績か?それにしても、穴馬でした。
血統
05Miramar(ミラマール)は、ダンジグ系PROFITABLE産駒。PROFITABLEはロイヤルアスコットのキングズスタンドを制しています。母父サドラーズウェルズ系テオフィロ。父、母父ともにスピード馬ですね。
凱旋門賞他でも、活躍馬のでる、ダンジグサドラーズの組み合わせ。
こぼれ話
ちなみに昨年は、1’03”68。
2019年は1’04”51。
1200m時代に、Fasファスが、1’08”43で勝利しています。
このFasファスは、後に愛G2のミンストレルS3着という実績でしたが、この馬はさてどこまで行けるか?
好タイムで走った馬には、香港スプリントで僅差5着までいったSigns of Blessing サインズオブブレッシングもいます。