秋シーズン最後の大一番と言った感じのレースだ。
2023 12 02 土曜 : Auteuil オートゥイユ競馬場
7レース – Prix Georges Courtois ジョルジュ・クルトワ賞 2023
14h50
チェイス – G2 – 247 000ユーロ – 4400m – 9頭
5歳以上
予想印
本01 Spes Militurf H6 68 K. Dubourg
対02 Gold Tweet H6 66 G. Meunier
–03 Le Lude H7 66 A. Zuliani
–04 Grandioso H7 66 K. Nabet
–05 Cat Tiger H9 68 D. Maxwell
穴06 Grand Oncle H7 66 出走取消
単07 Blackfield F7 66 D. Mescam
注08 Kamchatka H5 64 B. Lestrade
–09 Ginja des Taillons F6 64 F. de Giles
–10 Toscana du Berlais H5 64 Q. Gaignard
レース予想
Grand Steeple-Chase de Compiègne コンピエーニュ大障害を勝った、本01 Spes Militurf スぺスミリテュルフは、このレースは、元を言えば、アンガン大障害で、このレースともに、G2にカテゴリーされる大障害。夏のドラッグ賞と共に、大G2ともいえる。
対02 Gold Tweet ゴールドツイートは、本01 Spes Militurf スぺスミリテュルフと僅差で、これが相手。
この2強とその他という構図なのだが、G3のPrix Montgomery モンゴメリ賞は、単07 Blackfield ブラックフィールドと、穴06 Grand Oncle グランドンクルが僅差。これが3番手候補グループとなるか?
最後にクラス1を完勝した、注08 Kamchatka カムチャッカ。
レース結果
01着 対02 Gold Tweet G. Meunier 5’53”81
02着 本01 Spes Militurf 7.5馬身
03着 04 Grandioso 6馬身
04着 09 Ginja des Taillons 3馬身
05着 05 Cat Tiger 2馬身
06着 単07 Blackfield 20馬身
中止 03 Le Lude -
落馬 注08 Kamchatka -
落馬 10 Toscana du Berlais -
レース展開
対02 Gold Tweet ゴールドツイートも、本01 Spes Militurf スぺスミリテュルフも前へ行きました。
本01 Spes Militurf スぺスミリテュルフは2番手追走。
対02 Gold Tweet ゴールドツイートは、4番手あたり。
先頭は、04 Grandioso グランディオーゾでした。
勝負所の3コーナーでスーッと上がっていく本01 Spes Militurf スぺスミリテュルフ。
しかし、最後の最後のたたき合いで、先頭に立ったのは、対02 Gold Tweet ゴールドツイートでした。
前走、コンピエーニュのGrand Steeple-Chase de Compiègne コンピエーニュ大障害では、本01 Spes Militurf スぺスミリテュルフが勝利しましたが、今回は最後の最後に、対02 Gold Tweet ゴールドツイートが逆転しました。
血統
対02 Gold Tweet ゴールドトゥウィートは、サドラーズウェルズ系On Est Bien オネビアン産駒。On Est Bien オネビアンは、仏クラシック戦線のPrix la Force フォルス賞G3を勝ち、Prix d’Harcourt アルクール賞G2で4着している。
こぼれ話
2022 12 03 土曜 : Auteuil オートゥイユ競馬場
5レース – Prix Georges Courtois ジョルジュ・クルトワ賞 2022
14h15
チェイス – G2 – 220 000ユーロ – 4400m – 11頭
5歳以上
予想印
対01 Gran Diose H6 70 J. Reveley
–02 Gai Luron H6 68 G. Masure
本03 Franco de Port H7 66 D. Mullins
注04 Doctor Squeeze H7 66 C. Lefebvre
穴05 Le Lude H6 66 F. de Giles
–06 Magrudy H6 66 Mlle C. Prichard
–07 Eddy de Balme H8 66 A. Zuliani
–08 Royalclety H8 66 T. Chevillard
単09 Let Me Love F5 66 L. Philipperon
–10 Road Mix Tavel F7 66 B. Lestrade
–11 Heloy Delabarrière H5 64 F. Bayle
レース予想
モンゴメリ賞G3で僅差3着の、注04 Doctor Squeeze ドクタースクイーズが、3キロ減の66で出走。
前走モンゴメリ賞勝った、–02 Gai Luron ゲリュロンは、今回は、1.5キロ増の68で出走。
これは斤量逆転で、影響ありそうだ。
リステッドも勝ち、安定度高いレースぶりの、穴05 Le Lude ルリュードは、ここでも通用しそうか?
コンピエーニュ大賞を勝った、対01 Gran Diose グランディオーズ。
本03 Franco de Port フランコドゥポールは、パリ大障害3着、ラエジュスラン賞5着と、ここでは格上。
昨秋4歳秋王者の、単09 Let Me Love レットミーラヴは、ここでも掲示板圏内か?
レース結果
01着 対01 Gran Diose J. Reveley 5’41”78
02着 07 Eddy de Balme 短クビ
03着 注04 Doctor Squeeze 20馬身
04着 穴05 Le Lude 9馬身
05着 本03 Franco de Port 1.5馬身
06着 06 Magrudy 15馬身
07着 02 Gai Luron 30馬身
中止 08 Royalclety -
中止 単09 Let Me Love -
落馬 10 Road Mix Tavel -
落馬 11 Heloy Delabarrière -
レース展開
07 Eddy de Balme エディドゥバルムが先行していきました。
またはこれを交わして注04 Doctor Squeeze ドクタースクイーズが並ぶ。
この先行勢を見る位置に、人気対01 Gran Diose グランディオーズがいます。
水濠障害を超えると、各馬前へ殺到してきます。
6頭ほどに絞られる最終週向こう正面。
3コーナーでは、ついに、真打対01 Gran Diose グランディオーズが持ったまま先頭へ。
もう、王者の風格で4コーナーへ。
圧勝か?と思いきや、直線で、内から前半先行していた07 Eddy de Balme エディードゥバルムが、伸びてきます。
並んでゴールも、わずかに対01 Gran Diose グランディオーズが前でした。
対01 Gran Diose グランディオーズは、コンピエーニュ大障害からG2連勝としました。
血統
対01 Gran Diose グランディオーズは、ダンジグ系デインヒルダンサー産駒のプラントゥール産駒。母父サドラーズウェルズ系ウォークインパリス。英ダービー2着馬。プラントゥールは、仏ダービー2着馬(ニエル賞もパリ大賞も)ですから、英仏ダービー2着馬血統。何々の2着馬血統で、障害らしいですね。
母母父は、ニジンスキー系サンデサン。
掛け合わせ的には、・・・の2着馬にサンデサンですから、完璧な仏障害馬血統の誕生ですね。