古馬ハードルG3戦。こちらも2017年からコンピエーニュへ移動。
アンダン時代には、Formosa Joana Has フォルモーザジョアナアスが連覇。Miss de Champdoux ミスドゥシャンドゥーも連覇している。どちらも、Grande Course de Haies d’Enghien アンガン大ハードルも制したアンガンマイスターである。福島マイスターのフェスティブキングと同じことである。障害になれば、コースの特徴は更に競馬場ごとに特徴的になると思われますね。
バルザックの小説谷間の百合のごとく、欧州の丘、谷は、うねる様になだらかに存在しているので、日本の様に急峻な火山列島の丘谷ではないですが、パリのモンパルナスとモンマルトルも、モン(山)ですし、サンクルー競馬場とロンシャン競馬場とメゾンラフィット競馬場も山の間を蛇行するセーヌの脇にありますし、結構起伏に富んでいます。
こういう地形であるからこそ、馬は移動にとっても、とっても必要だったのでしょうね。
2024 11 29 金曜 : Compiègne コンピエーニュ競馬場
7レース – Prix Léopold d’Orsetti- Grande Course de Haies de Compiègne レオポル・ドルセッティ賞・コンピエーニュ大ハードル 2024
15h17
ハードル – G3 – 135 000ユーロ – 3600m – 8頭
4歳以上
予想印
–01 Upping The Anti H8 68 Mlle B. Frost
穴02 Doctor Squeeze H9 68 K. Nabet
本03 Gallipoli H7 68 J. Reveley
単04 Le Philosophe H5 66 G. Masure
対05 Kamaro d’Huez H4 64 T. Chevillard
–06 Diyashal H4 64 G. Meunier
–07 Karakta F4 64 A. Renard
–08 Square Saint Roch H4 64 Q. Gaignard
レース予想
前哨戦のリステッド、Prix de Besançon ブザンソン賞を3着した、本03 Gallipoli ガリポリ。
コンピエーニュ大障害を勝ってきた、単04 Le Philosophe ルフィロゾフは、ハードルも狙う。
G3のPrix Pierre de Lassus ピエールドゥラシュス賞は4着も、それまで底見せていなかった、対05 Kamaro d’Huez カマロドゥエは、再び、上位を狙う。
Prix de Besançon ブザンソン賞5着で敗れたが、パリ大障害は10着と頂点レースを経験している、穴02 Doctor Squeeze ドクトルスクイーズは、ハードル戦で上位進出を狙う。
レース結果
01着対05 Kamaro d’Huez T. Chevillard 4分23秒30
02着本03 Gallipoli 1.75馬身
03着穴02 Doctor Squeeze 7馬身
04着単04 Le Philosophe 3馬身
05着 06 Diyashal 1.5馬身
06着 07 Karakta 3/4馬身
07着 08 Square Saint Roch 20馬身
08着 01 Upping The Anti 大差
レース展開
対05 Kamaro d’Huez カマロドゥエは、前より3番手追走。本03 Gallipoli ガリポリの逃げ。徐々に後続との差を広げる。
後続との差を少しだけ広げつつ直線の坂に入る。
しかし、対05 Kamaro d’Huez カマロドゥエにだけは、あっさりとつかまり、その後、頑張るが、対05 Kamaro d’Huez カマロドゥエが優勝、続いて本03 Gallipoli ガリポリとなった。まず、力通りと言えるか。下級条件では、好調でしたから、2度目の重賞で初制覇。
血統
対05 Kamaro d’Huez カマロドゥエは、サドラーズウェルズ系モンマルトル産駒。モンマルトルは、パリ大賞馬である。母父レッドゴッド系LE BALAFRE ルバラフル。1800のジャンプラ賞馬。
こぼれ話
2023 11 30 金曜 : Compiègne コンピエーニュ競馬場
7レース – Prix Léopold d’Orsetti- Grande Course de Haies de Compiègne レオポル・ドルセッティ賞・コンピエーニュ大ハードル 2023
15h17
ハードル – G3 – 135 000ユーロ – 3600m – 7頭
4歳以上
予想印
–01 Moujik H6 68 A. Zuliani
穴02 Hooligan H8 68 F. de Giles
単03 Impérial Mag H5 67 A. Coupu
–04 Redneck H5 66 K. Nabet
対05 Canichette F6 66 T. Beaurain
本06 Vae Patron H5 66 T. Andrieux
注07 Perceval H4 64 N. Gauffenic
レース予想
ここで行われたリステッドのPrix de Besançon ブザンソン省で1着、単03 Impérial Mag アンペリアルマグ、2着、穴02 Hooligan フーリガン。これは、僅差だった。
G3のPrix de la Gascogne ガスコーニュ賞勝った、対05 Canichette カニシェット。
G1のGrand Prix d’Automne 秋大賞3着の、本06 Vae Patron ヴァエパトロン。
ハンデリステッド勝の、注07 Perceval ペルスヴァル。
レース結果
01着穴02 Hooligan F. de Giles 4分30秒93
02着単03 Impérial Mag 7馬身
03着本06 Vae Patron 3/4馬身
04着 01 Moujik 20馬身
05着 04 Redneck 10馬身
落馬対05 Canichette -
中止注07 Perceval -
レース展開
穴02 Hooligan フーリガンがレースを引っ張ります。淡々と流れ、単03 Impérial Mag アンペリアルマグは、そう離れていない最後方から徐々に上がっていきます。
3コーナーでスパートする穴02 Hooligan フーリガンですが、単03 Impérial Mag アンペリアルマグはついていくのがやっと。
2番手にいた04 Redneck レドネックは徐々に後退。
ほか後続が追ってきますが、穴02 Hooligan フーリガンはセーフティーリードを保ったまま優勝。完勝でした。
血統
穴02 Hooligan フーリガンは、ブランドフォード系AIZAVOSKI アイザフォスキ産駒。母父サドラーズウェルズ系オールドヴィック。
こぼれ話
2022 11 30 木曜 : Compiègne コンピエーニュ競馬場
6レース – Prix Léopold d’Orsetti- Grande Course de Haies de Compiègne レオポル・ドルセッティ賞・コンピエーニュ大ハードル 2022
14h47
ハードル – G3 – 120 000ユーロ – 3600m – 7頭
4歳以上
予想印
対01 Porto Pollo H7 70 B. Lestrade
単02 Goa Lil H6 69 F. de Giles
–03 Cabot Cliffs H5 66 C. Lefebvre
穴04 Master Nonantais H4 66 J. Reveley
注05 Sangho du Mathan H4 65 G. Masure
本06 Hispanic Moon F5 64 K. Nabet
–07 Eximia F5 65 J. Charron
レース予想
ここは6戦3勝とコンピエーニュを得意とする対01 Porto Pollo ポルトポロ。
本06 Hispanic Moon イスパニックムーンはG3勝ちがあり、ここもチャンスありだろう。
一つクラスがさがるのが、単02 Goa Lil ゴアリルと穴04 Master Nonantais マスターノナンテと、注05 Sangho du Mathan サンゴデュマタン、リステッドクラスの勝ち上がり馬。
対01 Porto Pollo ポルトポロと単02 Goa Lil ゴアリルは対戦していて、2馬身差。無いに等しい差だ。
レース結果
01着対01 Porto Pollo B. Lestrade 4分35秒14
02着本06 Hispanic Moon 1馬身
03着注05 Sangho du Mathan 2馬身
04着穴04 Master Nonantais 1.75馬身
05着 03 Cabot Cliffs 1馬身
06着 07 Eximia 1.5馬身
07着単02 Goa Lil 30馬身
レース展開
黄色と紫だらけの勝負服ですが、意外と、同じようには見えませんね。
結構スローな感じでもなく、淡々と流れていきます。
先頭は、単02 Goa Lil ゴアリルでした。しかし、ペースが祟ったか?直線上りが始まると、あっさり呑み込まれていきました。
横一線から、頑張りとおして登ってきた対01 Porto Pollo ポルトポロ優勝
対01 Porto Pollo ポルトポロ優勝で、単02 Goa Lil ゴアリル最下位でしたが、これは、オートゥイユ競馬場のコンピエーニュ賞での4着5着馬。このあたり、単02 Goa Lil ゴアリルは、コンピエーニュ競馬場のコース形態は向かないのかもしれません。前走は対01 Porto Pollo ポルトポロに勝利しているのですが、斤量差が4キロありましたので、今回は1キロ差で、厳しかったのか、斤量泣きしたのか?ですね。
血統
対01 Porto Pollo ポルトポロは、ブランドフォード系マンデューロ産駒。母父ミスタープロスペクター系ネイエフ産駒。
マンデューロは、スピードのイメージのある馬ですが、ブランドフォード系なので、スタミナがあってもおかしくないのですが、母父は、ミスプロ系。ただ、母母父はリボーの血統LAW SOCIETY ローソサイエティで、スタミナを引いています。マンハッタンカフェの母父でもありますね。