英国夏の大一番グランプリである。これが終われば、基本2400m戦は凱旋門賞を待つばかりとなる。
2024 07 27 土曜 : Ascot アスコット競馬場
5レース – King George Vi And Queen Elizabeth Qipco Stakes キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス 2024
15h35
平地 – G1 – 1 375 150ユーロ – 2400m – 11頭
3歳以上
予想印
本01 Auguste Rodin 02 M4 61 R. Moore
–02 Dubai Honour 08 H6 61 T. Marquand
–03 Goliath 06 H4 61 C. Soumillon
–04 Hans Andersen 05 M4 61 S. Levey
単05 Luxembourg 01 M5 61 W.-M. Lordan
–06 Middle Earth 04 M4 61 O. Murphy
対07 Rebel’s Romance 03 H6 61 W. Buick
穴08 Bluestocking 09 F4 59.5 R. Ryan
注09 Sunway 07 M3 56 J. Doyle
レース予想
本01 Auguste Rodin オーギュストロダンVS対07 Rebel’s Romance レベルスロマンス。
Coronation Cup コロネーションカップを勝ってきた、単05 Luxembourg ルクセンブルグや、プリティポリーS Pretty Polly Stakes を勝った、穴08 Bluestocking ブルーストッキングは、一つランクしたのグループとなるか?
愛ダービー2着の、注09 Sunway サンウェイあたりは、どの位置になるのか?
レース結果
01着 03 Goliath C. Soumillon 2分27秒43
02着 08 Bluestocking 2.25馬身
03着 07 Rebel’s Romance 3.25馬身
04着 09 Sunway 4.75馬身
05着 01 Auguste Rodin 1.25馬身
06着 05 Luxembourg 2.75馬身
07着 02 Dubai Honour 1.5馬身
08着 06 Middle Earth 大差
09着 04 Hans Andersen 大差
レース展開
05 Luxembourg ルクセンブルクや、04 Hans Andersen ハンスアンデルセンが前へ行き、03 Goliath ゴリアットは中団。
本01 Auguste Rodin オーギュストロダンは2列目追走で、隣に、07 Rebel’s Romance レベルスロマンス、その背後に03 Goliath がいました。
有力馬を見ながら、余裕の手ごたえの03 Goliath ゴリアットは、直線に入ると、もったまま並びかけ、スミヨンが後ろを振り返る楽勝でした。
戦績を見ると、シャンティイ大賞4着、ハードウィックステークス2着ではありますが、こうした厳しいコースの方が得意なんではないですかね。一応、G3ではありますが、ロンシャンのPrix d’Hédouville エドゥーヴィル賞を勝っていますから、凱旋門賞が視野に入りますね。
あとは、ロンシャンという最後のぼらない直線でと、相手関係になりますかね。
血統
03 Goliath ゴリアットは、サドラーズウェルズ系アドラーフルーク産駒。母父ストームバード系シャマルダル。母母父にダイナフォーマーで、ロベルトの血が入ります。
こぼれ話
2023 07 29 土曜 : Ascot アスコット競馬場
5レース – King George Vi And Queen Elizabeth Qipco Stakes キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス 2023
15h35
平地 – G1 – 1 375 150ユーロ – 2400m – 11頭
3歳以上
予想印
–01 Bolshoi Ballet 02 M5 61 S. Levey
–02 Deauville Legend 09 H4 61 O. Murphy
–03 Hamish 07 H7 61 R. Kingscote
単04 Hukum 04 M6 61 J. Crowley
–05 Luxembourg 01 M4 61 S. Heffernan
–06 Point Lonsdale 05 M4 61 A. Kirby
注07 Pyledriver 06 M6 61 P.-J. McDonald
対08 Westover 10 M4 61 R. Hornby
穴09 Emily Upjohn 08 F4 59.5 L. Dettori
本10 Auguste Rodin 11 M3 56 R. Moore
–11 King of Steel 03 M3 56 K. Stott
レース予想
ディープの仔はここも通過するのか?
注07 Pyledriver パイルドライバーは叩いて勝ってここへ。健在。
これのライバルは、注07 Pyledriver パイルドライバーに完勝している単04 Hukum フクム。
エクリプス2着のそこ見せない穴09 Emily Upjohn エミリーアップジョン。
安定して上位続く、対08 Westover ウェストオーヴァー。
これに英愛ダービー2冠馬となった本10 Auguste Rodin オーギュストロダンと、僅差–の11 King of Steel キングオブスティール。
レース結果
01着単04 Hukum J. Crowley 2分33秒95
02着対08 Westover アタマ
03着 11 King of Steel 4.5馬身
04着 05 Luxembourg 3.25馬身
05着注07 Pyledriver 3/4馬身
06着 01 Bolshoi Ballet 13馬身
07着穴09 Emily Upjohn 5.5馬身
08着 06 Point Lonsdale 1.5馬身
09着 02 Deauville Legend 大差
10着本10 Auguste Rodin 大差
レース展開
2歳時を除けば、敗れた2000ギニーもそうですが、重い馬場でやぶれている10着 本10 Auguste Rodin オーギュストロダン。母型の血がとはいえ、やはりサンデー系の血は、欧州の重い馬場はどうなんですかね?ということなのかもしれません。
ちなみに、単04 Hukum フクムは、実績として軽い馬場でも重い馬場でも勝ってます。
本10 Auguste Rodin オーギュストロダンは、勝負所でついていけずでしたから、重い馬場になるとスタミナ足りなくなっちゃうんでしょうね。
最後は対08 Westover ウェストオーヴァーとの壮絶なたたき合いでした。
2着だった、対08 Westover ウェストオーヴァーは、不良の凱旋門賞6着ですから、馬場問わずですね。
血統
単04 Hukum フクムは、ダンジグ系シーザスターズ産駒。母父ミスタープロスペクター系キングマンボ。
こぼれ話
22 07 23 土曜 : Ascot アスコット競馬場
4レース – King George Vi And Queen Elizabeth Qipco Stakes キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス 2022
15h35
平地 – G1 – 1 250 000ユーロ – 2400m – 6頭
3歳以上
予想印
穴01 Broome M6 61 R. Moore
対02 Mishriff M5 61 J. Doyle
–03 Pyledriver M5 61 P.-J. McDonald
本04 Torquator Tasso M5 61 R. Piechulek
単05 Westover M3 56 C. Keane
–06 Emily Upjohn F3 55 L. Dettori
レース予想
本04 Torquator Tasso トルカータタッソが出てきましたね。凱旋門賞の穴馬は、バーデン大賞馬おおいですし、ここは軽視できないですね。
昨年のキングジョージ2着の対02 Mishriff ミシュリフ。忘れ物を獲りに来ました。
愛ダービーを圧勝した単05 Westover ウェストーヴァー。
英オークス2着の–06 Emily Upjohn エミリーアップジョン。
勝馬のTuesday サーズデイが、愛ダービーに挑戦し4着。
穴01 Broome ブルームは、少々厳しい立場かと思いますが、ムーア騎手騎乗の、オブライエン軍団唯一の参戦で、ちょっと怖い感じもしますね。なにかしらの勝算ありなのか?
最後に、人気薄に回されそうな–03 Pyledriver パイルドライヴァーですが、戦績は、香港ヴァーズ2着、ドバイシーマ4着、前走コロネーションカップ2着とまずまず優秀。
軽視禁物とも思います。
ま、ゴスデン・デットーリと、オブライエン・ムーアのそれぞれコンビが、最右翼に立っての参戦ではないところに、このレースの難しさがある今年ですね。
デインドリームも、凱旋門賞後は、素晴らしい活躍でしたしね。
レース結果
01着 03 Pyledriver P.-J. McDonald 2分29秒49
02着本04 Torquator Tasso 2.75馬身
03着対02 Mishriff 8馬身
04着穴01 Broome 1.25馬身
05着単05 Westover 6馬身
06着 06 Emily Upjohn 7馬身
レース展開
前を見つつ進んだ01着–03 Pyledriver パイルドライバー。
他の馬とは違う手ごたえで、直線は突き放すばかり。
さすがの脚で、本04 Torquator Tasso トルカータタッソも追いましたが、追いつく感じはなし。
ただただ、くるりと2400mを走ってきたらいい馬場とは違いますので、2400良馬場でも、力差がグンとでますね。
まさに、馬力のいる競馬場。良発表でも、これだけの差をつけていきます。
血統
–03 Pyledriver パイルドライバーは、トライマイベスト系HARBOUR WATCH産駒。母父レッドゴッド系ルアーヴル。
HARBOUR WATCH ハーバーウォッチは、短距離馬です。G2リッチモンドステークス1200mを勝っています。
4代遡ると、母系は、カヤージに到達します。中山グランドジャンプを3連覇した、カラジの父でもあります。
このあたりが、短距離馬の父の仔にスタミナを送っていると思われますね。
ここだけに限りませんが、スピードに振れてきた流れが、再びスタミナ方向に流れているような気もする昨今の血統ですね。この馬もそうです。