夏のヴィシーで行われるヴィシーダービーではありますね。ここでは、例年この名前で開催されます。
2024/07/17 月曜 : Vichy ヴィシー競馬場
7レース – Prix Frédéric de Lagrange フレデリック・ラグランジュ賞 2024
18h53
平地 – LR – 55 000ユーロ – 2400m – 9頭
3歳
予想印
本01 Shamarkand 05 M3 57 M. Barzalona
–02 Polanzor 04 M3 57 T. Piccone
–03 Columbus 03 M3 57 A. Madamet
対04 Kingsale 07 M3 57 A. Lemaitre
–05 Swann 08 H3 57 A. Baron
–06 Flywire 06 M3 57 M. Guyon
注07 Make A Wish 01 F3 55.5 C. Demuro
単08 Darling Darling 02 F3 55.5 G. Millet
穴09 May It Be 09 F3 55.5 I. Mendizabal
レース予想
連勝している緑軍団の、本01 Shamarkand シャマルカンド。
デビュー連勝後、G3ギッシュ賞で4着の、対04 Kingsale キングセール。
シャネル軍の1勝馬も、僅差2着が2度ある、–06 Flywire フライワイヤー。
G3クレオパトル賞4着の、注07 Make A Wish メイクアウィッシュ。
注07 Make A Wish メイクアウィッシュを前走破った、単08 Darling Darling ダーリングダーリング。
4戦3連帯の格下馬、穴09 May It Be メイイットビー。
レース結果
01着本01 Shamarkand M. Barzalona 2分30秒76
02着 06 Flywire 2.5馬身
03着 03 Columbus 1.5馬身
04着単08 Darling Darling アタマ
05着穴09 May It Be 半馬身
06着対04 Kingsale 5.5馬身
07着 05 Swann 2.5馬身
08着 02 Polanzor 7.5馬身
09着注07 Make a Wish 14馬身
レース展開
淡々と中団追走の本01 Shamarkand シャマルカンド。
向こう正面では、抑えきれない手ごたえで、先頭近くに上がってきます。
ちなみに、本01 Shamarkand シャマルカンドは、シャマルカンドと発音されていますね。
おそらく意味は、サマルカンドなんでしょうが、フランス語ではそうなのかどうか?ということで、今回は、シャマルカンドに改めました。
直線は、追って追って、並んで追撃した中から、最後まで追いかけてきた06 Flywire フライワイヤーを完封。
血統
本01 Shamarkand シャマルカンド、英愛ダービー馬のHarzand ハーザンド産駒。母父ヌレイエフ系ピヴォタル。
こぼれ話
2023/07/17 月曜 : Vichy ヴィシー競馬場
7レース – Prix Frédéric de Lagrange フレデリック・ラグランジュ賞 2023
19h55
平地 – LR – 55 000ユーロ – 2400m – 5頭
3歳
予想印
本01 Zarir 02 M3 57 M. Barzalona
穴02 Back To Black 03 M3 57 C. Demuro
単03 Zulu Warrior 05 M3 57 A. Madamet
–04 Zarakem 04 M3 57 A. Orani
対05 Double Major 01 H3 57 M. Guyon
レース予想
5頭中3頭がZで始まる名前。父母どちらかがZで名前が始まるので、なるほどではありますね。
そんな中、単03 Zulu Warrior ズルウォリアーは、名前のごとく、サンデー系サクソンウォリアー産駒。
勝ちきれず、前走27000ユーロクラスを通過したばかりだが、期待したい。
その27000ユーロクラスから連勝中の、本01 Zarir ザリールは、ここでは本命視。
リステッドで3着4着経験のある、穴02 Back To Black ブラックトゥブラック。
3連勝のオレンジ軍団、–04 Zarakem ザラケム。
シャネルブルー軍団の1頭は、なんとダイワメジャー産駒の、対05 Double Major ダブルメジャー。4戦2勝3連帯と悪くない。
レース結果
01着 04 Zarakem A. Orani 2分37秒89
02着対05 Double Major ハナ
03着本01 Zarir 短クビ
04着単03 Zulu Warrior 1.25馬身
05着穴02 Back To Black 1.5馬身
レース展開
なかなか、すごい結果となりました。あくまでこちら的にはですが。
なにしろ、5頭中、唯一の無印馬でしたので。
ただ、フランスでは、中ほどの3番人気であったようです。
オレンジ軍団の04 Zarakem ザラケムは、シャネル軍の対05 Double Major ダブルメジャーと共に前へ。
しつこいようですが、対05 Double Major ダブルメジャーは、ダイワメジャー産駒。ダイワメジャー同様前へ行きます。
背後は、見慣れた緑軍団の人気本01 Zarir ザリール。
完全なスローですね。したがって、前有利。
直線半ばでようやく追い始め、たたき合いになると、前に行っていた2頭が粘り切り、そのままゴール。
勝ったのはオレンジ軍団の04 Zarakem ザラケムでした。
この馬、3連勝だったのですが、無印にしたのは、レースレベルと、そのレースでの着差アタマ差。しかし、今回は、もっと骨っぽい相手ながら、やっぱり僅差でしのいで見せました。
血統
04 Zarakem ザラケムは、祖母HAREM LADY ハーレムレディが、アレフランス賞とラクープの2つのG3で、2着3着と好走しています。父は、名前のごとく、Zarak ザラック。名牝ザルカヴァの仔ですね。
こぼれ話
2022 07 18 月曜 : Vichy ヴィシー競馬場
2レース – Prix Frédéric de Lagrange フレデリック・ラグランジュ賞 2022
10h10
平地 – LR – 55 000ユーロ – 2400m – 7頭
3歳
予想印
本01 Marianachic M3 59 M. Guyon
–02 Wakaburn M3 57 A. Lemaitre
対03 Deputy Ruler M3 57 C. Lecoeuvre
–04 Aigle Vaillant M3 57 Mlle M. Vélon
–05 Pendulum Valley M3 57 M. Barzalona
単06 Duchess Of Dubai F3 55.5 C. Demuro
–07 Winema F3 55.5 G. Guedj-Gay
レース予想
戦績的に甲乙つけがたい2頭がいる。
単06 Duchess Of Dubai ダッチェスオブドバイは、4戦1勝だが、重賞ロワイヨーモン賞3着。
ただ1着馬と2着馬は大きく離れていた。
本01 Marianachic マリアナシックは、既に8戦経過しているが、今4連勝中。姉、MARIANAFOOT マリアナフットは、先日モーリスドゲスト賞を勝って、晴れてG1馬となった。
その全妹。
先日のウジェーヌアダン賞で僅差3着だったJunko ジュンコの離れた2着に入線している穴02 Wakaburn ワカバーン。
ドバイシーマで、凱旋門賞でも好走しまくったフリントシャーと日本のダービー馬ワンアンドオンリーをやぶっているドルニヤの仔、2連勝中のDolayli ドレイリと初戦で好勝負した対03 Deputy Ruler デピュティルーラー。
レース結果
01着本01 Marianachic M. Guyon 2分29秒18
02着 07 Winema 1/4馬身
03着単06 Duchess Of Dubai 短クビ
04着 02 Wakaburn ハナ
05着対03 Deputy Ruler クビ
06着 05 Pendulum Valley 3馬身
07着 04 Aigle Vaillant 半馬身
レース展開
04 Aigle Vaillant エグルヴァイヨンの逃げでゆったり始まりました。中団から後方、次いで、最後方の前あたりに本01 Marianachic マリアナシックのオレンジの勝負服。
徐々に縦長の展開になっていきますが、再び、落ち着いた流れに。
直線の叩きあいは、なかなか、大きな差はできないですが、本01 Marianachic マリアナシックが、キッチリ伸びて優勝しました。
血統
本01 Marianachic マリアナシックは、サドラーズウェルズ系オーソライズド産駒。母父ダンジグ系アナバー。
4つ上の兄が、先日モーリスドゲスト賞を勝ってG1馬となった、MARIANAFOOT マリアナフットです。